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もう君を抱きしめることは出来ない
そんなこと分かってるよ
だけど
もしも
1つだけ願いが叶うなら
もう1度
僕の手で君を
抱きしめたい...
もう1度だけ...
君に、会いたい
山田先生
山田先生
山田先生
奏叶
凛斗
凛斗
紗菜
紗菜
あはははははとクラスで笑いが起こる
僕の世界はいつだって
馬鹿にされ
からかわれ
ひとりぼっち
だから僕は、頭がいいことだけが取り柄だ
色のない僕の世界で唯一生きた心地があるのは
勉強している時だけだ
凛斗
凛斗
凛斗
奏叶
奏叶
凛斗
凛斗
奏叶
毎日毎日こいつらにこき使われて。
辛くもないしムカつくとかもないけどただただめんどくさい
ごみ捨てが、じゃない。
この世界の全てが、めんどくさい
これから先も、ずっとこのまま変わらないはずだった
だけどある日
引っ越してきた薄命美人の彼女が、僕の世界を変えてくれた
優奈
優奈
優奈
凛斗
凛斗
優奈
紗菜
優奈
紗菜
紗菜
そう言ってクラス全員が僕を見た
優奈
優奈
凛斗
凛斗
凛斗
紗菜
優奈
奏叶
奏叶
優奈
優奈
奏叶
優奈
奏叶
これが僕と彼女の出会いだった
昼休みになると
僕は必ず屋上で食事をする
いつもは1人なのに、転校してきた彼女は初日から毎日着いてくるようになった
奏叶
優奈
優奈
奏叶
始め、僕から話しかけることは、基本なかった
優奈
奏叶
優奈
奏叶
奏叶
優奈
優奈
奏叶
驚いた
こんなこと、生まれて初めて言われたから
奏叶
奏叶
優奈
優奈
奏叶
優奈
優奈
優奈
彼女は、笑った
その時僕は
彼女の笑顔に惹かれた
奏叶
奏叶
だから初恋は片思いで終わると思っていたし
片思いで終わらせるつもりだった
まさか、付き合うことになるなんて、思いもしなかった