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天と繋がっている少女

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天と繋がっている少女

4 - 天と繋がっている少女④

♥

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2022年11月27日

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僕の名前は玲だよ!

ずっと会いたかったんだぁ!

"お姉ちゃん"

奏海

(お姉ちゃん?私の名前が分からないからそう読んでるだけ、?)

奏海

あっ、私の名前は奏海ね、

知ってるよ!

奏海

え、、?

僕、お姉ちゃんのことずっと待ってたんだ!

奏海

玲くんはどうしてここに、?

僕はね、多分、呪われてるんだ

奏海

え、?

僕の中には何かがいて、それが暴れると制御出来なくなるの。

それで僕はお父さんを殺した

奏海

、、、

でも!ここへ来た時はお姉ちゃんと同じあそこに1円を入れてからだよ!

ここの神社は本当に古くからあってね、あまり人が来ないでしょ?

奏海

うん、

ここは、五円の神様がいるから五円じゃないとだめなの

昔の人はそれをよく知ってたんだけどね!

僕は、3年前からここに閉じ込められてる

奏海

じゃあ、私も帰れないってこと、、!!

大丈夫だよ!僕がここにいる限りはね!

奏海

あ、、、

思い出した。

ここの景色が何度か見たことがあるようなのも、あの夢の正体も、、

私は夢で何度もここに来ていたんだ。そして、玲君にもあっていた。

"やっと助けてくれたんだね"

その言葉がずっと引っかかってた

きっと夢では助けられなかったんだ。やっと、助けられた…

お姉ちゃん!お兄ちゃん達をよろしくね!また今度!

そう言って玲くんは小さな手で私の手を握った

私はさっきの神社に戻っていた。手には、太陽のブレスレットが

奏海

ゆめ、?

違う! 夢なんかじゃない! あの子の冷たい手の感触もしっかり覚えてる!

最後のあの子の手は間違いなく震えていた。

きっと、あの小さなからだで私を守ろうとしたのかもしれない

もしかしたら、今も1人であの子は泣いてるのかもしれない

どうしたらいいのか、分からなかった

奏大

姉ちゃん遅かったね

奏海

うん、ごめんね、ほんとに色々あってさ、、

奏大

姉ちゃん?

姉ちゃん

奏海

ッッ!?

奏海

嘘だよ、、さすがにそれは無いよね、?

奏海

奏大、?

奏大

なに?

奏海

っはぁ、((泣

奏大

姉ちゃん!?

奏大

(´。•ω(•ω•。`)ぎゅ〜

奏大

よしよし、

奏海

ごめんね、お姉ちゃんなのにね、姉ちゃんがしっかりしないとっ、、((泣

あの子は私を助けるために自分を犠牲にしたのに、私は何も出来ないのがとても悔しかった

奏海

トントン((寝かせてる

奏大

(*_ _)zzZ

奏海

よし、

その日も、あの場所へ私は行った

夢だけど、来てくれたんだね!

奏海

玲くん、、

一緒にあそぼっ!

奏海

ーーーー?

ーーーーーーーー!!!

奏海

ーーー、ーーー笑笑

ーーー、ーーー!!??

奏海

(´∀`*)ケラケラ

起きたらきっと、覚えていない

夢だけど、夢の中だけでもこの子が笑っていてくれてよかった

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