玲
僕の名前は玲だよ!
玲
ずっと会いたかったんだぁ!
玲
"お姉ちゃん"
奏海
(お姉ちゃん?私の名前が分からないからそう読んでるだけ、?)
奏海
あっ、私の名前は奏海ね、
玲
知ってるよ!
奏海
え、、?
玲
僕、お姉ちゃんのことずっと待ってたんだ!
奏海
玲くんはどうしてここに、?
玲
僕はね、多分、呪われてるんだ
奏海
え、?
玲
僕の中には何かがいて、それが暴れると制御出来なくなるの。
玲
それで僕はお父さんを殺した
奏海
、、、
玲
でも!ここへ来た時はお姉ちゃんと同じあそこに1円を入れてからだよ!
玲
ここの神社は本当に古くからあってね、あまり人が来ないでしょ?
奏海
うん、
玲
ここは、五円の神様がいるから五円じゃないとだめなの
玲
昔の人はそれをよく知ってたんだけどね!
玲
僕は、3年前からここに閉じ込められてる
奏海
じゃあ、私も帰れないってこと、、!!
玲
大丈夫だよ!僕がここにいる限りはね!
奏海
あ、、、
思い出した。
ここの景色が何度か見たことがあるようなのも、あの夢の正体も、、
私は夢で何度もここに来ていたんだ。そして、玲君にもあっていた。
"やっと助けてくれたんだね"
その言葉がずっと引っかかってた
きっと夢では助けられなかったんだ。やっと、助けられた…
玲
お姉ちゃん!お兄ちゃん達をよろしくね!また今度!
そう言って玲くんは小さな手で私の手を握った
私はさっきの神社に戻っていた。手には、太陽のブレスレットが
奏海
ゆめ、?
違う! 夢なんかじゃない! あの子の冷たい手の感触もしっかり覚えてる!
最後のあの子の手は間違いなく震えていた。
きっと、あの小さなからだで私を守ろうとしたのかもしれない
もしかしたら、今も1人であの子は泣いてるのかもしれない
どうしたらいいのか、分からなかった
奏大
姉ちゃん遅かったね
奏海
うん、ごめんね、ほんとに色々あってさ、、
奏大
姉ちゃん?
玲
姉ちゃん
奏海
ッッ!?
奏海
嘘だよ、、さすがにそれは無いよね、?
奏海
奏大、?
奏大
なに?
奏海
っはぁ、((泣
奏大
姉ちゃん!?
奏大
(´。•ω(•ω•。`)ぎゅ〜
奏大
よしよし、
奏海
ごめんね、お姉ちゃんなのにね、姉ちゃんがしっかりしないとっ、、((泣
あの子は私を助けるために自分を犠牲にしたのに、私は何も出来ないのがとても悔しかった
奏海
トントン((寝かせてる
奏大
(*_ _)zzZ
奏海
よし、
その日も、あの場所へ私は行った
玲
夢だけど、来てくれたんだね!
奏海
玲くん、、
玲
一緒にあそぼっ!
奏海
ーーーー?
玲
ーーーーーーーー!!!
奏海
ーーー、ーーー笑笑
玲
ーーー、ーーー!!??
奏海
(´∀`*)ケラケラ
起きたらきっと、覚えていない
夢だけど、夢の中だけでもこの子が笑っていてくれてよかった