TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ある日の ホームルーム——

先生.

お前ら。

先生.

来月は何があるか
わかってるよな?

生徒.

え?何?

生徒.

文化祭とかっすかー?

先生.

馬鹿か、
そんなんじゃないぞ。

先生.

来月は、
「期末テスト」だ。

生徒.

はーーー!!??

生徒.

何だよ、
テストかよ・・・

○○.

・・・

そう言えば、もうすぐ 期末テストだった。

最近こういう毎日 だから忘れてた・・・

なんて、頭を 抱えていたその時。

先生.

・・・で、よく聞け。

先生.

お前らには、

先生.

“ 男女ペアに
なって貰う “。

つい耳を 疑ってしまった。

ペア?何で・・・?

先生は、 後にこう告げた。

先生.

最近点数が悪い奴が
増えてきている。

先生.

特にうちのクラスなんかは、
ほとんど頭のいい奴はいない。

先生.

そこで、学校側で
提案があったんだ。

先生.

悪い奴が頭の良い
人と一緒に組めば、

先生.

点数も上がるん
じゃないかって。

何、その制度。

頭が良い人は何も 好都合じゃないじゃん。

つい、 そう思ってしまう。

生徒.

え、何それ・・・

生徒.

絶対ペアになんないと
ダメなんすか?

先生.

絶対だ。

先生.

でも、こっちで決める
様な卑怯な真似はしない。

先生.

お前らに決めさせてやる。

先生.

だから、先輩と組んだって、
友達と組んだって全然良い。

先生.

だがな。
これだけは覚えておけ。

「その2人ペアの 合計点で、成績がつく」

背筋が凍りついた。

私とペアの 人の合計点で、

成績がつく・・・?

先生.

そして、ペアは、

先生.

前回のテストの「平均50点以下」と
「平均50点以上」が組む様に。

先生.

じゃないと罰だからな。

先生.

来週までに
組んでおけ。

先生.

じゃっ、以上ー。

先生は、私の方をチラリと 見て去っていった。

何、この 馬鹿みたいな話。

私の点数は 一体何な訳?

前回は 「平均91点」だった私が、

「平均50点以下」の 男と・・・?

頭にじぇひょんが 思い浮かぶ。

でも彼は、私の次 くらいに点数が良かった。

彼とは 組めそうに無い。

かといって、話した ことも無い人と組む?

・・・今のこの状況だ。

誰も私と組もうとする 人なんていないはず。

私には、 誰もいないじゃん・・・

○○.

・・・最悪。

 

一言吐いて、私は 机にうつ伏せた。

結局、何も無いまま 昼休みになってしまった。

誰も誘ってくる 気配は無いし、

じぇひょんも、

私と組めないって わかっているのか、

会いにすら 来なかった。

まあ、私の人生こんな もんなんだろう。

1人でただ青空を 眺めている。

その時——

ガチャ

屋上の ドアが開いた。

ここは私しか来ない 秘密スポット2。

私も毎日は来ない 様な場所なのに。

出てくる人物に ドキドキしながら、

じぇひょんかな、 なんて期待した。

だけどそこには——

??.

ふっ、ここにいたんだ?

- 有名同士の三角関係____ 7 -

- 終わり -

有名同士の三角関係____ 【リクエスト】

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

76

コメント

17

ユーザー

うわぁぁぁ鼻で笑う感じ好きだわ笑 ゼウスか?((

ユーザー

ゼウスだろ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚