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碧斗

おはよう希美。

希美

おっ、おはよう···。

碧斗

どうしたの?

碧斗

昨日のこと?

希美

うん···。

だって昨日

保健室で

碧斗から···。

碧斗

俺らカップルなんだし

碧斗

それくらいいいだろ?

希美

そうだけど···。

休み時間

私は

自由帳を

机の上で開いた。

東雲 希美

真っ白なページの

隅っこに

私が書いたもの。

出来心で書いたもの。

見られると恥ずかしいから

しまっておこ···。

男子1

みんな見てみてー!

男子2

希美が

男子2

『東雲 希美』

男子2

って書いてるぞー!

しまった!

見られてたの···!

希美

ちょっ···。

碧斗

おい。

男子1

おー、碧斗(笑)

碧斗

そんなからかうなよ。

碧斗

呆れちゃったりしてるかな···。

碧斗

なにか悪いんだよ。

碧斗

そのサイン

碧斗

いつか使うんだから

碧斗

問題無いだろ?

いつか使うって···!

男子1

碧斗がプロポーズしたぞー!

男子2

東雲 希美だー!

希美

ちょっと辞めてよー。

碧斗

いいじゃん別に。

男子が周りに言いふらしに

私達のそばを離れた。

すると

碧斗が

私の髪をかきあげた。

碧斗

綺麗な髪してるね。

碧斗

碧斗

希美

碧斗

可愛いことするじゃん。

碧斗

あんま可愛いと

碧斗

みんなの前でキスするよ。

希美

えっ!

碧斗

フッ(笑)

男子1

んだよー。

男子2

リア充ムカつくなー。

碧斗

はいはい。

碧斗

希美。

希美

なに?

碧斗

サインの練習

碧斗

頑張っといてね。

希美

希美

う、うん···。

碧斗ってば···。

続きます。

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