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陽太
おかえり〜
夏帆
たっだいまー！
莉奈
……
陽太
……？何話してきたの？
夏帆
陽太には言っちゃいけないって莉奈が…
陽太
そぉ〜なんだ
莉奈
うん…
休み時間
陽太
今日元気ないけど大丈夫か？保健室…
莉奈
大丈夫だよ…
陽太
そっか
陽太
なんかあったら言えよ？
莉奈
うん！
莉奈
（まぁ…そう簡単に言えないけど）
陽太
今日〜…一緒に帰らないか？
陽太
元気なさそうだし…！！
夏帆
あっ！陽太とお姉ちゃん何話してるの？
莉奈
っ…
夏帆
もしかして…
夏帆
私には言えないはなし…？
陽太
一緒に帰ろうか聞いてただけ
夏帆
ふ〜ん！
莉奈
そうなの
陽太
で…一緒に帰るの?
莉奈
そうしようかな…
夏帆
じゃ！わたしもまぜてよぉ
陽太
あぁ〜
陽太
ふたりがいいんだ
陽太
ごめんな
夏帆
ケチケチ陽太！
帰り道
莉奈
ねぇ、なんで三人じゃだめだったの？
陽太
その…
陽太
今日は大事な話がしたくて
莉奈
う…うん？
陽太
莉奈のことずっと前から好きなんだ
陽太
付き合ってください
陽太の顔は真っ赤だった。
私もだんだんと体が熱くなった。
莉奈
へ？
莉奈
その…
莉奈
私もすきでした……
莉奈
私でよければ
陽太
これ、夢じゃないよな？
莉奈
うんっ
陽太
やったぁ
莉奈
夏帆には付き合ったこと言わないでほしい
陽太
なんで…？
莉奈
夏帆を悲しませたくないと言うか…
陽太
なるほどね
陽太
やっぱり優しいんだな
陽太
さっそくだが、手でもつないでみるか？
莉奈
そうだね！
私は今日一番綺麗な笑顔を見せた
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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