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呪いの事務所

第2話 - 第2話

2024年01月15日

#夢小説

#呪い

𝓢

アヤメ

(* - -)zz

カンザキ

……メ

カンザキ

…ヤメ

アヤメ

んん……

カンザキ

アヤメッ！！！！

アヤメ

っは！？！？

カンザキ

はぁ…ったく、いつまで寝てるんだよ…

アヤメ

ごめん…でも、依頼なくて暇…

カンザキ

それが、今日の依頼人が来たようだ。

依頼人

あ、あのぅ……

依頼人

…っ○してほしい相手がいるんですｯ！

アヤメ

はぁ、すごく唐突…

カンザキ

まぁ、ここはそういう所だしな。

カンザキ

それで？その相手とは

依頼人

わ、私のクラスメイトで、

依頼人

毎日毎日いじめられて…ｯ

アヤメ

なるほど…女子は怖いね…

カンザキ

お前も女子だろ。

アヤメ

怨霊に性別は関係ない…

依頼人

できれば、私がやったってバレないように…

カンザキ

それはご安心ください。事故○でもなんでも、死因はご用意出来ますから。

依頼人

ほ、ほんとですかっ

アヤメ

どーするの…

依頼人

あっ、も、もうすぐ水泳の授業があるんです…！

カンザキ

そこで、溺れさせるのが無難か…

依頼人

お願いします…っ

アヤメ

水○体が1番嫌いなんだよな…

カンザキ

ご要望だ。文句を言うな

アヤメ

もぉ…

カンザキ

報酬は？

依頼人

わ、私の、全財産をｯ！

カンザキ

人を○すんだ。半端では困りますよ。

依頼人

…っ

依頼人

で、では、私の家に伝わる呪いの呪物ならどうです？

アヤメ

…！

アヤメ

それ、どんなやつ…

アヤメ

形は…？色は…？大きさは…？

カンザキ

アヤメ

……

カンザキ

わかりました。ではそれで

カンザキ

今日はお帰りいただいて構いません。いずれこちらから伺います。

依頼人

あ、ありがとうございます

アヤメ

呪物…どんなものだろう…

カンザキ

さぁな、ただ、一般家庭にはあってはならないものだ

アヤメ

そんなの全部一緒…

カンザキ

調べたところ、明後日かららしい。

アヤメ

初日で動いちゃったら、勿体ないと思うんだけど…

カンザキ

…それもそうだな、だが、

アヤメ

わかってる…あの女が先に○んじゃったら元も子もないもんね…

カンザキ

あぁ…

アヤメ

わかった…明後日からね

カンザキ

それまでは、回復期間だ。

アヤメ

ん…

死遭わせ当日

標的

何その水着だっさーい！ww

依頼人

や、で、でも…これが規定だし…

標的

えぇーw真面目ちゃんだねぇwww

アヤメ

露出多すぎ…

カンザキ

教師も見て見ぬふりか。

アヤメ

あんなの花街じゃ、すぐに裏路地行きだよ…

カンザキ

だな。
死遭わせ、始めるか。

アヤメ

うん…

ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

アヤメ

…闇へと誘え、呪いの手

標的

え…っ、なんかｯ、あがれないっ、！

標的

いやっ、ｺﾞﾎﾟｯげほっ、！

標的

たすけｯｯ…ｺﾞﾎﾟｺﾞﾎﾟ

依頼人

…せ、先生っ、溺れてますっ

先生

なっ、まずいっ…！

依頼人

……

カンザキ

足りてないぞアヤメ

アヤメ

…はあぁぁあｯ！！！

ドポンッッ

先生

なんだこれっ、上げれない…！

カンザキ

もう手遅れだな。

アヤメ

うん…帰ろう、ここギラギラしてる…

カンザキ

そうだな。

アヤメ

眩しかった…目がチカチカする…

カンザキ

ほら

アヤメ

ん…なにこれ…

カンザキ

アイマスクだ。寝ていいぞ

アヤメ

…寝る…

アヤメ

(* - -)zz

カンザキ

……

カンザキ

俺がやれんこともないが、怨霊の力には遠く及ばん…

依頼人

す、すいません

カンザキ

…！どうされましたか？

依頼人

あのっ、あ、ありがとうございましたっ

依頼人

これ、お礼の呪物です…！

カンザキ

これは…！

依頼人

代々伝わる、菅原道真の刀です。

カンザキ

なぜこれが？

依頼人

私の家系は、菅原道真の家系でして…これなら、なにか役に立つかと、

カンザキ

…アヤメ、少し起きろ…

アヤメ

…もう起きてる、

カンザキ

これ、どうだ？

アヤメ

…本物

アヤメ

これは君が持ってちゃ危ない

カンザキ

では、頂戴いたします。

依頼人

は、はいっ

アヤメ

さてさて、困ったものだね…

カンザキ

どこに置くか…

アヤメ

！！

アヤメ

カンザキ…伏せて

カンザキ

！？

シュッッ…ズバッ

アヤメ

…

カンザキ

何が起きた…？

アヤメ

…こんなところで会うとは思わなかったよ。

カンザキ

…？

ミチザネ

あの女にかけた呪いは解いたか

アヤメ

舐めてもらっちゃ困るよ…

カンザキ

アヤメ…こいつは、？

アヤメ

日本三大怨霊の1人

アヤメ

ミチザネだよ…

ミチザネ

久しいのぉ

ミチザネ

そいつは呪詛師か？

アヤメ

うん…

ミチザネ

ならば○そう

アヤメ

待って

アヤメ

カンザキは○されちゃ困る。

ミチザネ

何故だ？

アヤメ

…

アヤメ

カンザキは、呪詛師だけど、呪いを祓わない。

ミチザネ

ほぅ

カンザキ

…

ミチザネ

あの女の後ろでずっと見ておったが、ここは復讐屋か？

アヤメ

そんなところだね…

ミチザネ

面白い…

ミチザネ

暫し拝見させてもらおうか

ミチザネ

刀がここにある限り、俺はここに居ることになる。

カンザキ

…ぐ……っ？！

アヤメ

…カンザキ？

ミチザネ

ふっ…カンザキとやら、さほど強者ではなかろう

アヤメ

ミチザネ、余計なことしないで。

ミチザネ

…

カンザキ

っは…っ！！はぁ…っ、

ミチザネ

なに、少しからかっただけだ

ミチザネ

では、俺は寝るとしようか。

カンザキ

アヤメ…あれはいったい…

アヤメ

さっきも言ったけど、日本三大怨霊の1人、ミチザネ

アヤメ

あれは、一筋縄じゃ祓えない。それに、祓おうとした者は全員、返り討ちにあってる

カンザキ

そんなやつが…

アヤメ

なんであの子の所にいたのかは知らない…

アヤメ

でも、敵に回しちゃいけない

カンザキ

だろうな…

アヤメ

あれは、完全に人を○す呪いだよ…

カンザキ

(アヤメがそこまで言うのか…)

アヤメ

…

アヤメ

まぁいいか…

アヤメ

暴れそうになったら私が祓う。

アヤメ

私も怨霊だけど、祓うことはできる。

カンザキ

わかった…

果たしてこの先

休みの日は来るのか…

続く

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