/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
波瑠
波瑠
愛紗
恭也さんと別れる決意をした
トラウマのことを打ち明けるために会ったあの日
恭也さんはろくに話しも聞かず
ホテルで強引に事を押し進めようとした
私はそれがショックで
恭也さんに対する気持ちが少しだけ冷めた気がした
波瑠はずっと応援してくれていたから
きちんと報告をしたくて
時間を作ってもらったのだけど
波瑠
愛紗
愛紗
波瑠
愛紗
愛紗
その時もここで話をした
座っている席も全く同じ
その時と同じようにコーヒーを頼んで
ミルクも砂糖も入れない私に波瑠は驚いていた
愛紗
愛紗
波瑠
愛紗
愛紗
愛紗
波瑠
愛紗
波瑠
波瑠の言葉に背筋が凍る
耳を疑った
波瑠の口からそんな言葉が出てくるなんて思わなかった
愛紗
愛紗
波瑠
愛紗
波瑠
波瑠は何もわかっていない
確かに波瑠はあの一件を知っている
私があいつに何をされたのか
その後あいつが武勇伝のように語ったことも
でも波瑠は知らない
フラッシュバックしたらどうなるか
全身が震えて
涙が止まらなくなって
凄く凄く苦しくなるの
あいつの笑った顔が浮かんできて
吐き気がする時もある
愛紗
愛紗
波瑠
愛紗
波瑠
愛紗
波瑠
波瑠
どうしよう
今、凄く苦しい
身体が震える
涙が出そう
愛紗
愛紗
愛紗
愛紗
愛紗
愛紗
波瑠
愛紗
波瑠の言葉に驚いた
恭也さんと波瑠が連絡を取り合っていたなんて
元々は波瑠の紹介で知り合った人だから
おかしいことではないのかもしれないけど
どうして今そんなことを？
愛紗
波瑠
波瑠
ダメだ
波瑠には何も伝わっていない
波瑠は今、私が震えていることにも気づいていないのか
口を開けば恭也さんを庇うような言葉ばかり……
愛紗
愛紗
波瑠
愛紗
愛紗
愛紗
限界だった
まだコーヒーはたくさん残っていたけど
テーブルにお金を置いてその場を後にした
波瑠
頑張って耐えたけど
本当はさっきフラッシュバックが起こっていた
やっぱり私には無理なのかもしれない
他の誰かを好きになったとしても
キスより先に進めない
そしたらまた
今みたいなことになる
そうなるくらいならいっそ
恋なんてしない方がいい
また苦しくなるなら
一人でいいと思ってしまった
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ