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memory.2 💚💜【曲パロ】

言い忘れてましたが今回(あの夏が飽和する)は,まひてる出てきません.

ご了承ください。

2年前_。

ピーンポーン

ピーンポーン

ピーンポーン

何度も,チャイムを鳴らされた.荒らしか?

はーい、

誰だろ.

しゆさんッ…

その日は,とても強い雨が降り、豪雨だった。

ゆきむら。?

しゆんさんッ…ぼくっ、

昨日,…人を殺しちゃったッ…

は?

はじめは,頭が寒さのせいか、驚きのせいか 回らなくて

寒さのせいで俺も、あいつも 頭が回らってないだけじゃないかって,思いつつ

事情を聞きたかったから、家に入るよう言った.

で,どういうこと?

_ろしたのは、隣の席の

いつも,いじめてくるあいつッ…

もう,嫌になって,肩を打ち飛ばしたら…

打ちどころが悪かったんだ,

もう,ここには居られないと思うし,

どっか,遠い所で●んでくるから。

そんな君に,俺は言った.

それじゃ,俺も連れてってよ.

「昨日人を●ろしたんだ」

そんな言葉から始まった.

あの夏の物語だ.

夏が始まったばかりというのに、 『人を●ろした』と、 君は,ひどく震えていた…

そんな話で始まる、あの夏の日の記憶だ

じゃあ,荷物用意するね。

財布を持って、携帯ゲームも、カバンに詰めて

ゆきむら。は?荷物あるの?

ここに全部入れてきた.

そう言い,俺にカバンを見せる 俺がついていく って言わなかったら 1人で消えるつもりだったんだろう.

そのカバンに,何入れてんの?

「財布」と『ナイフ』

へー

この時,俺が気付けてれば 彼は,生きてたのかもしれない.

そして僕らは,逃げ出した.

目的もなく,歩いてった.

人_しとダメ人間の君と僕の旅だ

ねぇ、本当に,家族もクラスの奴らも、何もかも、全部捨てて良いの?

お前が、そうするならついてくよ。

どうせ,誰も愛してくれないんだしw

誰も俺らを知らないくらい
遠い遠い場所で二人で死のうな.

うん。

もうこの世界に価値などないね。

世の中,探せば 人_しなんてそこら中湧いてるじゃんか。

(こいつは、何も悪くないんだ。何も悪くないよ.)

本当に,誰も居ないな。

追いかけてくる連中なんて,居ない.

結局、僕らは、誰にも愛されたことなどなかったんだ。

だな。

そんな嫌な共通点で僕らは簡単に信じあってきた

ここ,線路だし.はい

手を差し出した.

うん。

君の手を握った時 微かな震えも既に無くなっていた。

誰にも縛られないで二人 線路の上を歩いた

歩く途中

一件だけあった,コンビニから

バレないように物を盗んだ.

レジから金を取った.

金を盗んで 二人で逃げて どこにも行ける気がしたんだ

今更怖いものは僕らにはなかったんだ

なんか、体温おかしく感じる。

ここまで,ずっと歩いたもんな

普通,13〜14そこらの少年たちが ここまで遠出しないもんな、修学旅行かよって話.

額の汗も 落ちたメガネも

そーいえば,眼鏡どこ行ったんだろな

今となっちゃどうでもいいや

 あぶれ者の小さな逃避行の旅だ

いつか夢見た優しくて、誰にも好かれる主人公なら
汚くなった、俺たちも見捨てずにちゃんと救ってくれるのかな?

そんな綺麗事なら捨てたよ。だって現実を見てみな
シアワセの四文字も、アイですなかった
そう今までの人生で思い知ったじゃん。
『自分は何も悪くねえ』そう誰もがきっと思ってる

        おれたち あてもなく彷徨う蝉の群れに

水も無くなり揺れ出す視界に

   おとなたち 迫り狂う鬼たちの怒号に

ん,あれ大人じゃん

警察だね.

走るぞ!

💨

バカみたいにはしゃぎあい

ふと君は『ナイフ』を取った。

しゆんさんが今までそばにいたからここまでこれたんだ。

だから,

だから

もういいよ

もういいよ。

死ぬのは、

僕,一人でいいよ。

『死ぬのは,僕一人でいいよ』

ゆ…ゆきむら。?

おい、お、い

そして君は首を切った まるで何かの映画のワンシーンだ。

夢だろ?

君の頭が転がり落ちてった.

夢夢夢…

白昼夢を見ている気がした。

警察)居た!逮捕だ!署に来てもらう…     って、…

警察2)一人、自●ですか…

気づけば僕は捕まって。

あの夏から,2年経っても

ゆ■●△。がどこにも見つからなくって。 君だけがどこにもいなくって。

そして時は過ぎていった。 ただ暑い暑い日が過ぎてった。

しゆん!海、はいらねぇの?

良いかな、おれは。

鬼みたいな家族も 好きじゃないクラスの奴らもいるのに なぜか君だけはどこにもいない。

僕は今も今でも歌ってる。

しゆんが居たからここまでこれたんだよ

もう良いよ

もういいよ

あの夏の日を思い出す。

あの夏,旅をした。君をずっと探しているんだ。 君に言いたいことがあるんだ

ハクッシュ

風邪か?気をつけろよ。

寒いよなぁ〜.もう秋かぁ.

九月の終わりにくしゃみして

中学2年生のあの夏,俺たちが体験したこと。

そんな、俺が高二になったこと。

3度目の六月の匂いを繰り返す、

なぁ、なんか昔、仲良かった幼馴染居たじゃん?誰だっけ.

えー,誰だ?

髪の毛何色?

水色?

いや、紫だっけ?

誰も教えてくれない、誰だかわからない それでも,昔見た. 中学2年生の頃 旅をした. 君の笑顔は 君の無邪気さは 頭の中を飽和している。

あの頃って、俺ら不良だったよな.

ろくに,学校来ないし.

だね。

でもさ,あの頃 誰も何も悪くなかったよな。

今,思えば

名前すら,忘れてしまったあの子は,

君は何も悪くはない。もういいよ、

投げ出してしまおう。

そう言って欲しかったのだろう? なあ?

紫色の髪で,笑った顔が可愛くて,無邪気で

男子校なのに,一人だけ 中性(女子)だし

家庭環境,俺より複雑だし

たまに,不安定だし

勉強できない

あいつが

好きだったんだろうな.

高1の頃は,思い出せてたのに,

一年経ったら、名前すら,思い出せないし, 思い出そうとすると眩暈がするけど

それでも、たった一人の大事な人だった.

この作品はいかがでしたか?

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コメント

1

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めっっちゃいいやん、、、

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