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和也side
帰ってきたら、恭平のすすり声が聞こえた
和也
ダイニングテーブルの、前で泣き崩れていた
恭平
泣きながら、ダイニングテーブルの、上の方を指差した
そこには、1枚の手紙があった、
少し濡れているのは、恭平の涙だろうと思い、
内容を読んでいった
全部読み切った頃には、涙が止まらなかった
和也
俺は、「ありがとう」って、伝えたかった、
いつも、「ありがとう」って言われる側だったから、
最後になるかもしれないなら、
「ありがとう」くらい、
言わせてよ
俺は、現実を受け入れられない
受け入れたくない
受け入れたら、受け止めたら、
母に、捨てられ
母を、敵に回したようなものだから、
おかんは、俺らの、ずっと、味方やから、
最近、冷たかったり、怖かったりしたけど、
それでも、味方でいてくれたから
認めたくない、受け入れたくない、
でも、受け止めなくちゃ
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝