鏡羽
あなたたちは??
茜
あら。私の事ご存知なくて?
茜
私は北條茜。北高所属よ。
龍馬
俺は、堀込龍馬。
龍馬
茜と同じく北高所属
鏡羽
あ、ありがとうございます。
鏡羽
ちなみに私は坂上鏡羽(みわ)
紗絵
私は泉岡紗絵
薫
あたしは木下薫
優真
俺は藤咲優真
茜
あなたたちは4人だけ……?
鏡羽
いえ……
鏡羽
岡崎星という男の子もいました。
茜
あら、その子はどうしたの?
優真
死にました。
男の子に腹部を刺されて。
男の子に腹部を刺されて。
茜の顔がくもった。
茜
あら。申し訳ございません。
茜
不愉快になることをお聞きしちゃいましたね。
鏡羽
あ、いえ。大丈夫です。
鏡羽
そちらは?お二人だけですか?
龍馬
いや……ちがう。
龍馬
あと……2人居た。
茜
美優さんと、奏さんですわ。
茜
ですが……。
紗絵
すみません!ありがとうございます。辛いことわざわざ……。
優真
ここにいても危ないだろうし、
武器、探すか?
武器、探すか?
茜
いえ、無理よ。
薫
どういうことですか?
茜
男の子……どうやらこの世には存在しないものらしいわ。
茜
あの子に抵抗するため、
ガラスの破片を振り回したんだけど、1回も当たりませんでしたわ。
ガラスの破片を振り回したんだけど、1回も当たりませんでしたわ。
龍馬
俺……このゲーム参加する前、
ネットでみたんだが。
ネットでみたんだが。
龍馬
ある人の解説によれば。
龍馬
この学校はずっと昔に建てられて
龍馬
ある日火事が起きたらしいんだ。
その日、たまたま兄貴に鍵を渡しに来ていた弟が火に巻き込まれてしまったらしく。この学校のどこかにその遺体があって、それを見つけて供養したら現れないらしい。多分……それがBOSS撃破ってわけだ。
その日、たまたま兄貴に鍵を渡しに来ていた弟が火に巻き込まれてしまったらしく。この学校のどこかにその遺体があって、それを見つけて供養したら現れないらしい。多分……それがBOSS撃破ってわけだ。
茜
私個人の見解ですが、あの男の子はこの状況を楽しんでいるとも言えますわ。
鏡羽
龍馬さんはすごく知っているんですね。
龍馬
俺は兄貴がいたんだ。だが、
兄貴もこのゲームを友達と数年前にやったきり帰ってこなくてな。
だからこうして俺自身も入って探しに来たってわけだ。
兄貴もこのゲームを友達と数年前にやったきり帰ってこなくてな。
だからこうして俺自身も入って探しに来たってわけだ。
紗絵
すごいストーリーがありますね。
優真
遊び半分で来た俺らが馬鹿みたいだな。
鏡羽
あの……
鏡羽
ここから離れた方が……
幸福のコウくん
ピーチャピーチャチャプチャプランランラン!
茜
やばいわよ!あいつがくるわ!
鏡羽
はやく!走って!
紗絵
ううっ!いたいっ!
薫
どうした!?紗絵!?
紗絵
足やっちゃったみたい……
優真
俺がおぶるか?
紗絵
いや!いいよ!追いつかれちゃう!
優真
え、じゃあ、
どうすんだ??
どうすんだ??
紗絵
いいよ。みんな行って!
このままだと皆殺し!!
このままだと皆殺し!!
茜
いいのですか!?
死んでしまうのですよ?
死んでしまうのですよ?
薫
やだ、。紗絵を置いてくなんて!
紗絵
薫ちゃん?絶対生き残って!!
龍馬
ほら!追いつかれる前に逃げるぜ
茜
行くわよ!
紗絵
ばいばい
鏡羽
紗絵!!!
優真
おい!薫!鏡羽!行くぞ!
薫
いやぁぁ!紗絵っ!紗絵っ!
優真は薫をかかえた。
紗絵
薫……を!よろしく……!
鏡羽
紗絵っ!何もしてあげられなくてごめん!!
紗絵
みんな……ありがとう。
幸福のコウくん
ピーチャピーチャチャプチャプランランラン!!
紗絵
ひっっ!
幸福のコウくん
次はおねーちゃんの番だね
紗絵
いやぁぁぁあ!
2人目死亡