その日は家族でご飯を食べに行きました。 普通の中華料理屋さんでした。
リン
あー!!もうお腹すいた〜!!
父・トシオ
もう少しで着くよ(笑)
母・カヨ
何食べようかしら〜
リン
麻婆豆腐!!杏仁豆腐も!!
兄・タカフミ
豆腐ばっかりかよ(笑)
お店に着くと入口の手前はカウンター席で お客さんもけっこう入っていました。 私達は奥のテーブル席へ案内されました。
食事を終え、お会計も済まし、お店をあとにしました。
ー車内ー
母・カヨ
美味しかったわね〜
父・トシオ
とくに杏仁豆腐が良かったな
リン
それな
リン
結構お客さんもいたし割と人気店なのかな?
兄・タカフミ
そうかもな、美味しかったし
母・カヨ
何言ってるの?
リン
え?
父・トシオ
俺たちだけだったじゃないか
父・トシオ
お客は
兄・タカフミ
何言ってるんだよ、カウンターに座ってた人達がいただろ?
リン
そうだよ!
思い返してみると、その人たちがいたということは覚えているのですが、 顔や食べていたものなどはまったく思い出せませんでした。 ただ漠然とその人たちがいたということだけ覚えていました。 私と兄にはこの世のものでは無い人達が見えていたのでしょうか。 あの店は大丈夫なのでしょうか......






