山崎柳斗
!!!!
鈴木隼人
か、
鈴木隼人
かえ、、、で?
山崎楓
うツ、、、
山崎楓
間に合って良かった、、、
鈴木隼人
そんな!楓!
山崎楓
大丈夫……私は、不死身、、、
山崎楓
だから……
山崎楓
泣かないで
鈴木隼人
うっ、、、
鈴木隼人
また楓に助けて貰った。
鈴木隼人
俺は何も出来ない、、、
山崎楓
そんなこと、ない、、、
山崎楓
隼人は私を孤独の世界から
山崎楓
引っ張り出してくれた
鈴木隼人
でも……
山崎楓
ありがとう。
山崎柳斗
楓!
山崎楓
兄さん。
山崎楓
私は兄さんを助ける。
山崎柳斗
助ける?どうやって
山崎柳斗
もう手遅れなんだよ
山崎楓
まだ間に合う!
山崎楓
私はこの力で
山崎楓
兄さんを助ける
山崎柳斗
何をしようと俺は邪魔な奴らを
山崎柳斗
殺す!
山崎楓
全力で止める!
山崎楓
はぁ!!!!
バシバシ
山崎楓
クッ、、、
山崎柳斗
俺は楓を邪魔だと思っていない。
山崎柳斗
だってこれだって全て楓のため
山崎楓
全部聴いてたよ
山崎柳斗
え?
山崎楓
全部聴いてたんだよ
山崎楓
確かにあいつら最低だと思った
山崎楓
でももう私達を縛る人はいないはず。
山崎楓
変える必要がないじゃない
山崎柳斗
いや弱者は俺達の存在を知ったら
山崎柳斗
また俺達を道具扱いする
山崎柳斗
その前に変えるんだ
山崎楓
でも思い出して
山崎楓
貴方の周りには多くの人がいた
山崎楓
兄さんは彼らを信頼して
山崎楓
彼らは兄さんを信頼した
山崎楓
そこには力目当ての人はいなかった
山崎楓
そうじゃなかった
山崎柳斗
は?そんなのいるわけ
山崎楓
いいえ。これは村を出る前に
山崎楓
泣きながら言ってたじゃない
山崎楓
皆を巻き込みたくないって
山崎柳斗
何を言って……
山崎柳斗
!!!!
山崎柳斗
(「もう嫌なんだ」「皆を巻き込みたくない」「俺の力で何をするんだ」「助けてくれ!」)
山崎柳斗
なんだ……この声……
山崎柳斗
うツ……うわぁー、、、、、、
山崎柳斗
もうどうだっていい
山崎柳斗
皆殺す!
鈴木隼人
楓危ない!
ピカーン
眩い光が差し込み何も見えない
が、一瞬
まるで天使のように美しい楓の姿を見た気がした