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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

7/2

今日は曇だ。

まるで俺の心の中のような空だった

雲行きは怪しく、

7日ら辺には雨が降るらしい

七夕なのに最悪やな

キーンコーンカーンコーン

昨日の事を考えていたら

いつの間に時は過ぎていた。

4時のチャイムが響き渡る。

宮治

角名、一緒に帰r…

角名倫太郎

ッ…!!

角名倫太郎

((ダッダッダッ

宮治

ッ角名!!

そりゃあ嫌われるよな

もう…俺が死ぬ時にも会えないんかな

何であんな事を言ったのかは 自分でも分からなくって

その時、教室で一人だった

宮治

…あ、ア…泣((ポロポロ

目には手に溢れる程の涙

昨日の自分を思い出すたびに

本当の俺が分からなくなる

宮治

((グズッ

宮治

俺ッこれからどうしたらッ泣((ボソッ

俺の頭の中に思い出が写った

あの時一緒に見た桜は

『一生の思い出』やった

一緒にバレー試合も見てたよな

1日1日の学校生活も 全部良い思い出やった。

そういえば、放課後色々話してたな

たしか角名とチベットスナギツネの話やったっけ

まじで似ててビビったわぁ笑

その日一日チベリンって呼んでたなw

色々考えていたら時刻は5時半

こう見ると思い出1つ1つが良かった

もう味わえない楽しさ…

何か変な感情になった

悲しい…のかも

あと6日、 出来るだけ角名と過ごせたらな……

まぁ、そんなこと叶うわけ無いか

はは笑何考えてんやろ、俺

角名にもうあんな事言っちゃったし

もう戻るわけないのに…

小さい頃から俺は虐められていた

それも『同性愛者』だから

だれも俺を受け入れられなくて

どうしたらいいのか、 もう分からなくなってきて

チームも兄弟にも言えなくなった…。

その内俺は俺を失っていた…

自分を壊して壊して

俺は俺を忘れた

本当の俺はもう見つけられないんだ って…

でもアイツは俺を探してくれた アイツが居たから俺が居るんだよ

もう俺を壊したくない、だから…

雨の日の病室で最後の告白を

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