ヒトミ
なんで嘘の理由言ったの?
ユキ
・・・アオイ達にも隠したいから。
ユキ
知ってるのはヒトミだけだよ。
ヒトミ
・・・ハヤトには言ったら?
ユキ
・・・
ヒトミ
まぁ、ウチはもう帰るね。
ユキ
うん!おつかれー
ヒトミ
ガチャ
スタスタ・・・
[1人の夜道]
ヒトミ
・・・・
ヒトミ
?
何かに気づく。
ヒトミ
・・・・
振り返り
ヒトミ
だれ?!
振り返るとだれもいない。
ヒトミ
・・・気のせい。?
ガシッ!
何者かに両腕を掴まれ
ヒトミ
!!!ちょ、やめ!やめて!!!
ガムテープを口に・・・
ヒトミ
んんんっ!!
客
ヒトミちゃん、もう我慢できないよ
さわさわ・・・
身体を触りまくる。
ヒトミ
んんんっ!!!
客
ヒトミちゃんが悪いんだよ。
客
素直についてきてくれれば優しくしてあげたのに。
客
僕だって強引にはしたくないんだよ。
客
だけど・・・そんな泣きそうな顔で
客
嫌がられると
客
興奮しちゃうな。。。!!
ヒトミ
んんんんんーーー!!!!!
ボガッ!!!
ブゴッ!!
客
ぐはっ・・・
何者かに暴行される。
客
だ、だれだ!
ハヤト
・・・人の連れに、
ハヤト
なにしてくれちゃってんだコラ
ヒトミ
!!!
ハヤト
おい・・・
客
・・・ひ!
ハヤト
ボコッ!!!
客
ぐはっ・・・
ハヤト
ガシッ!
髪の毛を掴み。
ハヤト
逃げるか・・俺にボコられるか・・・
ハヤト
どっちか選べ。
客
すいませんでしたー!!!!
ダダダダッッ!!!
走り去っていく。
ハヤト
・・・ったく、
ハヤト
漫画みてぇな逃げ方しやがって
ハヤト
ベリッ・・・
ガムテープを外す。
ヒトミ
はっー!
ハヤト
大丈夫か?
ヒトミ
んっ・・・グスッ
ポロポロ・・・
涙を流し・・・
ヒトミ
こわがっだよぉーー、、!
ハヤト
バーカ、そんな泣くなよw
ハヤト
無事で良かった。
ヒトミ
ありがどっ、、
ハヤト
てかさ、これを機にキャバ嬢辞めろよ。
ハヤト
お前そんな感じだけど、純粋なのは知ってるよ。
ヒトミ
ありがとう。。。
ハヤト
・・・
ヒトミ
ハヤトが初めてだよ。キャバクラ辞めろって言ってくれたの。
ハヤト
ん。?
ヒトミ
私、キャバ嬢してる理由は、
ヒトミ
お金とオシャレできるからってだけでやってるの。
ハヤト
・・・「大体の奴そうだろw」(心の声)
ハヤト
そなのか。
ヒトミ
でも身体なんて死んでも売りたくない。
ハヤト
だから、辞めようぜ、この機会に・・・
ハヤト
ヒトミなら別のしご・・・
ガシッ!
ヒトミがハヤトに抱きつく。
ヒトミ
・・・ごめんちょっとこのままで居させて。
ハヤト
・・・あぁ。
ヒトミ
・・・!!
すぐ離れる。
ハヤト
?
ヒトミ
・・・ごめんなさい。。
ハヤト
いや、・・
ハヤト
送ってやろか、家まで。
ヒトミ
大丈夫!!
ヒトミ
送迎で帰るから、
ハヤト
そっか。
ヒトミ
・・・ハヤトはさ、
ハヤト
・・・ん?
ヒトミ
まだユキのこと好きなの?
ハヤト
・・・・あぁ。
ヒトミ
!・・・そなんだ。
ハヤト
・・・でも、戻る気はないよ。
ヒトミ
冷めたって理由はユキの嘘だよ!
ハヤト
・・・わかってたよ。それは。
ハヤト
なんとなくだけど。
ヒトミ
・・・
ハヤト
でももう、戻れないんだ。
ヒトミ
え、でも好きって。
ハヤト
あぁ、だからよくわかんねぇんだよ。この感情が。
ヒトミ
・・・ユキに電話してみたら、
ハヤト
・・・・
[ハヤト宅]
ハヤト
ピピッ
携帯画面にユキの電話をかける前の画面。
ハヤト
・・・・
ピッ
プルルルルプルルルル・・
ガチャ・・(以下電話)
ユキ
もしもし・・
ハヤト
久しぶり。
ユキ
どしたの。?
ハヤト
・・率直に聞くが、
ユキ
・・・
ハヤト
本当の別れた理由を教えて欲しい。
ユキ
・・・・ヒトミには話してあるから聞いてると思った。
ハヤト
いや、お前の口から聞きたいんだ。
ユキ
・・・わかった。
ユキ
・・本当の別れた理由は、
ユキ
・・・
ユキ
ユキ
ユキ
・・・子供がいるの。
ハヤト
!!!