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桃
青
大切な人
2週間後
看護師
桃さん退院おめでとうございます
桃
はい、2週間ありがとうございました
看護師
いえいえ！
看護師
、、、弟さん、見つかるといいですね
桃
、はい
桃
では失礼しますね
看護師
はい
桃
○○警察署前まで
タクシー運転手
わかりました
桃
……(外を見る
青がいなくなって 2週間がたった
桃
パチ…
桃
あ、ぇ、？
看護師
桃さん！目が覚めましたか！
桃
ぁ、、はい
俺の手術は成功した
目が冷めると初めて来た病室にいた
だんだん麻酔が抜けてきて 意識がハッキリとしてきた時
桃
ｷｮﾛｷｮﾛ…？
桃
青、？
その部屋に青が居ないことに気づいた
もしかしたら何か急用が あったのかと思い何回も電話した
桃
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応答なし
桃
ん？、、
桃
応答なし
桃
応答なし
何度かけても繋がることは無かった
桃
、、
桃
なぁ
桃
赤
赤
ん？どうした？？
桃
青と連絡が取れないんだけど
桃
知らないか？
赤
青ちゃん？
赤
知らないよ？連絡とかもないし
俺は幼なじみの赤に連絡をした
赤
俺中等部だし、夏休みだから部活とかも違うし
赤
なんなら家いってこようか？
桃
お願い
桃
俺まだ退院出来なさそうだから
赤
り〜
次の日
赤
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通話
00:00
桃
あっ、
赤からは家には誰も居ないという 連絡がきた
桃
え、？
桃
あいつｯどこにいんだよｯｯ
そこから 警察に連絡するまでは遅くはなかった
だけど
桃
ｯｯ、、
青はこの2週間見つからなかった
でも昨日 青が電車を使っていたことが分かり
話を聞くために俺は警察署に 向かっている
桃
お願いだからｯｯ無事でいてくれ
青
うっうぅﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
青
ﾋｯｸ ｸﾞｽ ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
あれから2週間が過ぎた、かな？
ほとんど部屋に居て 時間の流れが分からなくなった
僕がお父さんと暮らし初めて 何回も引っ越した
2週間で3回も変わって 正直呆れている、なんて思えないほど
僕の精神は病んでいた
バンッ
青
ビクッ
青
あっ、あ"ぁ
帰ってきた
お父さんが
帰ってきた
お父さん
おいっ！！
青
あ"ぁ、はっ はぃ
お父さん
お前の事を警察が嗅ぎ回っている！
お父さん
お前っ！話すなって言っただろ！！
お父さん
ﾄﾞｺﾞｯ(青のお腹
青
うがｯ
僕の体は一瞬宙に舞う
背中が壁に強く当たり息が苦しい
青
ｶﾋｭｯｯ ｯ ｶﾊｯ
青
はなっ、話して…ないｯ
お父さん
じゃぁなんでだよ！！
青
わかっ、わかんな…い
お父さん
(･д･)ﾁｯ
お父さん
お前、ここから出るなよ
青
ｺｸ
言われなくとも 誰が自ら殴られにいくか、
俺は青が写っている監視カメラを 見ていた
桃
ｯｯ！！！
桃
これっ！この人、
警官
知り合いですか？
桃
……元、父親です
警官
では、青さんはお父さんに会いに行ったと、？
桃
そんなはずない！！！
警官
ｯビク
桃
あっ…、少なくとも、、
桃
青からは会いに行きたいと思うような人ではないと思います
桃
あのｯ
桃
俺も青を探すのを手伝わせてください
警官
ダメです！危険です
桃
お願いします、
桃
青はたった1人の家族なんです
桃
……大切な、
桃
大切な人なんです
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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