○○side
昨日、まったく寝れず、頭もボーっとする。
本当、最近どうしてしまったのだろう。
○○
んん~、学校か、。
ピンポーン
○○
あ、大ちゃんかな?
ガチャ🚪
西畑
○○~!この大ちゃんがきたで~。
○○
おはよう。よく朝からそんなテンションでいけるね。
西畑
...。ん、ほら~、はよいこうや~!
○○
はいはいw
朝からテンションが高く、抱き着いてくる大ちゃん。
少しめんどくさいが、元気をもらえる。
大ちゃんはモテるし、学校外でも人気者だから、いつも不安に思う。
大ちゃんと一緒にいていいのか。だが、朝からうるさいとどうでもよくなる。
昇降口前
西畑
あ~あ~。○○と別のクラスっていやや~!
西畑
汚い虫がうろちょろするやん!
○○
男嫌いなおさせるきないでしょ?
西畑
そりゃぁ、なおってほしいで?
西畑
けど、大ちゃんだけでもええやろ?って思う。
○○
は?治ってほしいって思ってる人のセリフじゃないんだが?
長尾
あ、○○ちゃん?○○ちゃんやろ!
うさぎみたいにぴょこぴょこして私の名前を呼び走ってくるのは
昨日喋った長尾謙社くんだ。
○○
っお、おは、よう。...謙社くん。
西畑
は?こいつ、誰?
○○
あ、昨日一緒に帰った長尾謙社くん。
長尾
はい!長尾謙社です。よろしく、です...。
西畑
ん、隣のクラスの西畑大吾。
西畑
○○の幼馴染。
さっきから、視界がはっきりしない。
立っているだけで精一杯。 二人が何か話しているんだろうがなんもわからない。
もう、無理だ。
○○
クラッ
No,5 END







