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名無しさん

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#だてこじ
Shota
165
楪羽*yuzuriha*
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翌日からのテレビ局。 Snow Manのメンバーによる、静かで完璧な「総力戦」が始まった。 岩本がスタッフ全員の動きを鋭い視線で見守り、深澤と渡辺が楽屋の周囲をさりげなく警戒する。 さらに、阿部と宮舘が局の警備責任者と連携し、康二の単独楽屋の前に設置された防犯カメラの映像を徹底的に洗い出した。 そして、その日の夕方。誰もいないはずの康二の楽屋のドアノブに、白い封筒を持った1人の男の手が伸びた瞬間――。
辰哉
背後から冷たい声をかけたのは、深澤だった。 男が弾かれたように振り返ると、そこには岩本、渡辺、そして局の警備員たちが通路を完全に塞ぐようにして立っていた。 男は局内の外部制作スタッフだった。 「向井くんのためを思って教育してあげていたのに!」 と往生際悪く叫ぶ男を、岩本が冷徹な目で見下ろす。
照
警備員に連行されていくストーカーの背中を見送りながら、お兄ちゃんズは深く、大きなため息を吐いた。 これで、すべてが終わったのだ。
蓮
ストーカー現行犯逮捕の報せを受け、局の単独楽屋で2人きりになった瞬間。 目黒は、ソファの端でまだ小さく肩を震わせている康二の元へ歩み寄り、その細い身体を正面から強く、強く抱きしめた。
康二
蓮
目黒の温かい胸に包まれて、康二の瞳から大粒の涙がぽろぽろと溢れ出した。 この数日間、どれだけ怖かっただろう。 どれだけ「めめに嫌われたかもしれない」と一人で絶望していただろう。 目黒は康二の濡れた頬を両手で包み込み、真っ直ぐにその瞳を見つめた。
蓮
康二
蓮
目黒は少し声を荒げ、だけど愛おしそうに眉をひそめた。
蓮
目黒はゆっくりと自分の左腕を持ち上げると、袖をまくって腕時計を見せた。 5年前、2人が付き合い始めたばかりの頃、「離れていても同じ時間を生きよう」と、お揃いで買った大切な時計。 目黒は、康二の左手首にも全く同じ時計があるのを確かめると、2人の時計をピタリとくっつけた。
蓮
カチ、カチ、と静かな楽屋に、2人の時計が全く同じリズムで刻む秒針の音が聞こえる気がした。 手紙の美しい文字に侵され、凍りついていた康二の心が、目黒の熱い言葉とお揃いの時計の温もりによって、完全に溶かされていく。
康二
康二は今度は拒絶することなく、目黒の首に両腕をぎゅっと絡ませ、その胸に顔を埋めた。
康二
蓮
窓の外の世間がどんなに騒がしくても、テレビ局の冷たい廊下にどんな悪意が潜んでいようとも。 Snow Manという最強の家族に守られ、そして5年間の重みを刻み続ける「二人の秒針」がある限り、彼らの距離が離れることは二度とない。
コメント
1件
第7話、読み終えました…っ🤍 お兄ちゃんズの連携プレー、めっちゃかっこよかった…!岩本くんの「うちのメンバーがどれだけ傷ついたか」って台詞に、ちゃんと家族なんだなって泣けた。そして何より、時計をくっつけるシーン…5年間、同じ秒針を刻んできたって表現が、重くて優しくて。執着とか時間の重みが好きな身としては、本当に刺さりました。めめの「俺たちの距離を決めていいのは俺と康二だけ」って言葉、ずるいほどに尊い。ゆゆさんの紡ぐ絆の形、いつも綺麗で儚くて、でもちゃんと強い。続きも静かに待ってますね🌙🤍