俺
何の料理を出してくれんの?
執事
沙保里様
沙保里
分かってるわよ
俺
……?
沙保里
じゃあ料理を作ってくるわね。
俺
ちょっと待てよ!
今気付いたが、足は鎖で繋がれていた
2人は俺を残して去っていく
約5分後
執事
料理が出来上がりました。
俺
お、美味そうじゃん
細長いウィンナーの様な肉。
俺
美味い!!他にもくれ!!
沙保里
良かった…。
俺
お前なんか袖赤いぞ?
沙保里
何も無いわよ
沙保里
さ、次の料理よ。
沙保里が後ろを向くとやっぱり袖が真っ赤になっていた。それと、指が無い様に見えた
約5分後
俺
これも美味そうだな!
俺
美味い!やっぱり美味いな!
次に出てきたのはシワがある手の1部の様な物
俺
(味は良いが見栄えが良くないな…。)
沙保里
あのさ…
俺
何?
沙保里
次は手料理じゃなあんだけど良い?
俺
お、良いぜ。
︎︎
ギャァァアアアア
俺
何だ?
沙保里と似た様な声の悲鳴が聞こえた
執事
出来ました。
俺
う、うわ…なんだよこれ……。
そこには、沙保里の後頭部に穴が開けられていて脳が抉り出されていた。
執事
沙保里様の“手”料理では無くてすいません…。
俺
俺が今まで食ってきたのは何だった…?
執事
沙保里様の指と手の平です。
俺
嘘…だろ……?
執事
早くお召し上がり下さい。
執事
次に私は貴方を食べるんで。