梓
うわ〜!
梓
景色きれー!
蛍
そうだなー!
蛍
やっぱ色々調べてきて良かったな!
梓
ね!
梓
こういうの久しぶりだから心配だったけど、蛍がしっかりしてくれてよかった!
蛍
だろ?
蛍
俺ってめっちゃしっかりしてる
梓
それはちょっと言い過ぎかな
蛍
ひどい〜!
梓
あはは!
ブブブブ
蛍
あ、ちょっと電話出てくる
梓
うん、いってらっしゃい
蛍
…なんだよ
お母さん
やっと出てくれた!
お母さん
あんた今どこにいるのよ!
蛍
…うるさいな、どこでもいいだろ
お母さん
なんなの!?
お母さん
また家出!?
お母さん
お母さん2度目はないって言ったよね!?
お母さん
もしかしてまたあの女の子と一緒じゃないだろうね
蛍
.......。
お母さん
やめなさいって何度も言ったじゃない!
お母さん
きっと勘違いだから
お母さん
もうすぐ分かるから
お母さん
あなた達にあるものは愛じゃないのよ
蛍
…この感情が愛じゃないなら俺は何が愛か分からないよ
蛍
じゃあ切るね
お母さん
待ちなさい!!
お母さん
すぐ見つけ出すか…
ブツン
梓
…あ、
梓
おかえりー!
蛍
ただいま
蛍
…景色は楽しんだね?
梓
うん!
蛍
じゃあもう行こうか
梓
え、早くない?
蛍
ごめんな…
蛍
もう行かないと…
梓
…そうだよね
蛍
本当に…ごめんな…
梓
ううん!謝らないで!
梓
こっちこそわがまま言ってごめん!
蛍
ほんとに梓には謝り切れないよ
梓
大丈夫だって!
蛍
こんなに連れ回してごめんな
蛍
無理させてごめんな
蛍
…男じゃなくて、ごめんな






