どうも月詠です
ハッピーエンドとバッドエンド…どっちも良いな…とか思ってます。 どっちか決められません……
⚠注意⚠ ・完全自己満足作品 ・二次創作苦手な人は回れ右 ・こちらは神覚者候補選抜試験の後 であり、レイン・エイムズとの 和解前です。 ・オリキャラ?らしき人物出ます
それでは本編どぞ
フィン
なんだか、
このままじゃ、だめなきがする
なにかが、ぼくのなかで、 さけんでる
このままじゃ、 ぜんぶなくなっちゃうって
でも…
フィン
またあのいたみに、 たえなきゃいけないの?
フィン
ビキ…ビキビキ…
フィン
フィンが左頬に違和感を感じ、不思議に思っていたのも束の間、
ドクンッ、
脳を刺激するような鈍い痛みと、魔力が体全体に回って、縛り付けられるような感覚がフィンを襲う。
フィン
フィンは立っていられずその場で倒れる。フィンは何が起こっているのか分からない恐怖でいっぱいで、瞳を揺さぶりながら大きく見開いて、目からは涙が溢れるように流れ、はくはくと肩で息をする。
フィン
くるしい…!
くるしい、くるしい くるしい、くるしい…!!
フィン
なんでこんなことに なったんだっけ?
しゃるるくんと、であってから、 いつもこうだ
なにかとくるしいおもい、 しているきがする
フィン
はやく、こきゅうを、ととのえろ……ぼくなら、できる……がんばれ……
フィン
こきゅうに、しゅうちゅうしろ…
フィン
フィン
だとしたら、
フィン
やるんだ、じぶんで
いたいとか、くるしいとか
そんなこと、いってられない…!
フィン
ガンッ!!!
フィン
ズキン…ズキン…!!
フィン
フィン
ぼくなら…できる…!!
ドット
ドットが杖を構え、【美食家】に向けて呪文を唱える。
ドット
美食家
フィンに傷がつかないようにあえて固有魔法を外して発動させる。
美食家
美食家
ドクンッ、
美食家
突然【美食家】がその場で膝をつき、無理やり増やしたアザを押さえるように手を当てる。そこからは、ボタボタと黒い液体のようなものが溢れ落ちている。
ドット
美食家
美食家
ドット
美食家
ランス
【美食家】は溢れ出す黒い液体にお構いなく、眉を下げ、不安そうに瞳を揺らし、ブツブツと1人でずっと呟いている。ドット達のことが視界に入っていないようだ。
美食家
美食家
ドット
美食家
地面の土に縋り付くようにザリザリと指を何度も擦る。何度も何度も繰り返しているうちに、指先の皮膚が剥がれ、血が滲んできている。
ドット
美食家
ドット
美食家
喉が枯れそうなほどに叫び散らかす【美食家】。先程の余裕さはどこにもない。再度、血が滲んだ手で杖を握り、ドット達に向ける____
アドラ寮 廊下
ダダダダダダダ……!!
ヒュンッッ!!!
生徒
生徒
マッシュ
ダダダダダダダ……!!
アドラ寮 部屋への階段
マッシュ
マッシュ
マックス
マックス
マッシュ
マックス
マッシュ
マックス
マッシュ
マックス
マッシュ
マックス
マッシュ
マックス
マックス
マッシュ
美食家
ドット
ランス
朦朧とした意識の中、ランスが感じていたのは、辺り一面が全て飲み込まれるほどの魔力量。意識を保っているだけでも限界を超えそうだが、ここで意識を手放すと、二度と目を覚まさない気さえしてなんとか保っている。あの後、【美食家】は正気の沙汰じゃない程に暴れまわっていたようだ。
美食家
美食家
今度こそ終わりだ。
美食家
先程莫大な魔力を消費していたにも関わらず、まだ残っていることに驚愕と共に絶望する。
【美食家】が杖に魔力を込め、魔法を打とうとする。
ランス
美食家
シュンッ!!!
突如【美食家】とランスを遮るように1つの大剣が上から降ってくる。
美食家
マッシュ
マッシュ
ドット
ランス
レイン
レイン
大怪我をした2人を守るように前に立つ人物は、神覚者だけが所持しているスーツにトレンドマークの剣と杖が描かれており、半月のようなツートンカラーの髪色をした青年。
美食家
ピキッ…と目の下に血管が浮き出て、目を更に黒くする。【美食家】が苛ついているのは一目瞭然だった。
レイン
レイン
マッシュ
マッシュはヒョイッと軽いものを持つように、だが、割れ物を扱うように丁寧に2人を持ち上げ、その場から颯爽と去っていく。
美食家
レイン
レイン
美食家
今回はここまで!
なんか長くなっちゃいました…… 許してください…
次回 ♡→10
それではさようなら ᵗʱᵃᵑᵏᵧₒᵤও⸜(*ˊᵕˋ*)⸝
コメント
33件
なんか色々痛むけどなんかいいんだよな、
あ、はい好きです! ハピエンももちろん見たいけどバトエンも見たいです…… いやでも主様大変ですよね…すいません…
あっ…もう好き。 タヒ。