この作品はいかがでしたか?
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誰もいない教室
さっきまで人がいた温もりを感じる
ただその温もりは普通のものではない、複雑な感情が入りまじったような温もりだった
冷たい机に触れると、あの頃の思い出がフラッシュバックする
深緑の黒板に触れると、生徒思いな先生の顔が頭に浮かんでくる
なぜか綺麗な窓に触れると、寂しく、絶望感を感じた生徒達の心情が伝わってくる
毎日触っていたドアに触れると、新たな時間が流れる感覚がある
全ての思い出は欠片となって
この綺麗でいつか壊れる、儚い硝子のような教室を創っている
ヒビを入れたり、壊したらもう二度と元には戻れない
これはそんな「硝子の教室」で開かれた、欠片が無事に散る為の儀式の話───
柚雨
柚雨
柚雨
柚雨
柚雨
柚雨
柚雨
柚雨
柚雨
柚雨は罪悪感を感じ、この教室の窓からいった
END
コメント
4件
投稿お疲れ様でした!!
後日、おまけ投稿予定