最強ストライカー"だった"私は

自分の命ほど大事だったサッカー

『サッカー界の伝説』

そう呼ばれるようになってから

本番試合？は8回も勝利していて

本日が2回目の練習試合

運が悪かったのか

今までがよかったのか

でも敵が思い通りに動かず

敵チームは予測できないくらい 変に動き

チームの仲間は誰も 私についてこれていなかった こともあり

いつもより失敗するリスクが高い 蹴弾しかできなかった

蹴弾をしようとした瞬間

相手チームは私を少し押して

スタイルを崩させた

そしてそのまま地面に

倒れこんだ

右肩と右足をついてしまった

その瞬間

足と肩に激痛が走り動けなくなった

どう見ても悪質なプレイだったのに

周りは私のミスだと思ってなにもしない

大したこともないと思っているんだろう

気づいたのは観客だけ

観客が監督等に文句を入れて

私は救急車に運ばれた

命と同じくらい大事だった サッカーが出来なくなった

でもそれより 怪我をした時のことが

トラウマになってサッカーも上手くプレイ出来ずに

ネットでは叩かれ 仲間にはゴミクズ扱いをうけ クラブチームは辞めて 部活も辞めて 引きこもることを決意した

そこでサッカー界で『伝説』と

呼ばれた私のサッカー人生は 幕を下ろした

最近は

暗い部屋でゲーミングPCを 目の前に

ヘッドホンをして ゲームをすることに 沼ってしまった

最近はゲー友？というのも出来た

最近は そのゲー友と話をしながら ゲームをするのが一番楽しい

↑ゲームのアカウント名は 主が考えた名前だからちょい 適当になったけどごめん

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ📞

数時間後

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ📞

冴は昔近所に住んでいた 自分と同い年の幼馴染みだ

冴と冴の弟の凛と一緒に よくサッカーをしていた