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朱音

カタカタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・

私の名前は桜井朱音

今日もいつも通り、PCの前に向き合っとる 天王寺組の武闘派極道や

朱音

カタカタカタカタカタカタカタ・・・

この状況ももう習慣化して来とる…やけど

朱音

・・・ふぅー…ッ

今日は何故か体がおかしい

朱音

ッ・・・・(寝なさ過ぎて体ぶっ壊したか…?

視界が偶に歪むし、指も上手い事動かん

朱音

(よっとこれ終わったら珈琲買ってこよ…

そう思って、またPCに向き直す

朱音

・・・・(やっと終わった…

朱音

まあ・・・・チラッ

私はそう呟いて、PCの隣の大量の資料を見る

朱音

兄貴達の分も残ってるんやけど‥‥笑

高嶺

ガチャッあれ、朱音居ったんや

私がそんなこと言っとると、高嶺の兄貴が入ってきた

朱音

あ…兄貴‥

朱音

まあ…仕事終わってないんで…

高嶺

まあ戸狩たちは今居らんしな…

高嶺

っていうか朱音、お前大丈夫か…?

朱音

え…?なんのことでっか‥?

不意に兄貴がそう言ってきた

高嶺

いや、お前結構顔赤いぞ?

高嶺

大丈夫か?

兄貴に言われてから気づいて

確かに少し体が熱い

朱音

・・・・大丈夫ですよ

朱音

とりあえず、私は珈琲買ってきます

高嶺

・・・ああ

私が兄貴にそう言って席を立った瞬間

グラッ

朱音

(あれ…なんや‥‥

ドサッ

高嶺

朱音!?

急に視界が暗転し、私は地面に倒れこんだ

高嶺

大丈夫か!?ユサユサ

高嶺の兄貴がなんか言っとるけど

なんも入ってこうへん

高槻

ガチャッ兄貴、今戻りました・・・・

朱音

(高槻…?

高嶺

あ、高槻!

丁度ええタイミングと言わんばかりに、高槻が帰ってきた

高槻

え、あ姉貴!?

高槻

大丈夫ですか!?

高嶺

とりま高槻はあいつんとこ連絡入れろ!

高槻

あ、はい!

朱音

(あに‥き・・・

朱音

(あかん・・・・無理や…

私はそのまま自分の意識を闇へ手放した

高嶺

朱音大丈夫か!?

俺は朱音に声を掛けながら頬に軽く触れる

高嶺

ってあッつ”!?

そん時驚きすぎて腰抜けるか思ったわ

朱音の頬は少し触ったくらいでもわかるくらい熱かった

高嶺

(そういえば、最近朱音寝てんの見てないな‥‥

そんなん考えとると

高槻

兄貴!

高槻が走ってきた

高槻

すぐに来いだそうです!

高嶺

わかった

高嶺

高槻は念のためここに居っとけ

高嶺

俺は朱音連れてってくる

高槻

わかりました

高槻

気を付けてください

高嶺

ああ

高嶺

ヒョイッ(…いやかっる

俺は事務所は高槻に任して

朱音を連れてあいつ”んとこに行った

朱音

あれ‥‥ここ、は…

??????

~~~~笑

??????

~~~!

朱音

・・・・・・!

朱音

父・・・さん…?

??????

ーーーー!

朱音

父さん‥‥!

朱音

タッタッタッタッタッ

??????

ーーー笑スゥ・・・

朱音

ッなんで”…

朱音

嫌や・・・・嫌だッ・・・・(涙目

・・・・ね‥

朱音

嫌だッ・・・・(涙目

あ…ね‥

朱音

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だッッ‥‥!(涙

朱音!

朱音

っは‥‥!?ガバッ

高嶺

やっと起きたか‥‥

高嶺

大丈夫か?大分魘されとったけど‥‥

朱音

兄貴…?

朱音

(私は‥‥

キイィィン"

朱音

いッ”…(頭を押さえる

高嶺

あんまし無理せんとけ

高嶺

とりあえず僕はウズメ呼んでくるから

高嶺

大人ししとけ

朱音

・・・・わかりました

高嶺

ガラガラッ

朱音

・・・せや、私倒れたんやった

朱音

はぁー‥‥私も軟弱やなぁ…

ウズメ

ガラガラッいやどこがよ

朱音

あ、ウズメ・・・

ウズメ

あんたが来るって何事かと思ったら・・・・

朱音

・・・ほんま情けないわ

ウズメ

いやそんなことないわよ

朱音

え?

ウズメ

寝不足、栄養失調、それに加え高熱

ウズメ

寧ろなんで数時間で目が覚めたのか驚くくらいよ

朱音

・・・・そんなやばかった?

ウズメ

相当よ

ウズメ

久しぶりに見たわよ、こんな患者

ウズメ

しかも貴方とはね

ウズメ

まあ、いつか体を壊すとは予想できていたけど

朱音

・・・・・・

ウズメ

とりあえず

ウズメ

貴方は1週間入院よ

朱音

・・・え”?

ウズメ

当たり前でしょ

ウズメ

事実、今殆ど体動かないでしょ

朱音

そんなことッ(起き上がろうとする

ズキッ"

朱音

ッい”…(倒れ込む

ウズメ

ほらね

ウズメ

仕事熱心なのは感心だけど、やりすぎには注意してよね

朱音

・・・兄貴たちに言ってくれ

ウズメ

ああ・・・そう言えばそうだったわね

ウズメ

また言っておくわ

ウズメ

貴方は自分最優先

朱音

・・・(まあ、PC持ってるし大丈夫か

ウズメ

あ、それと

朱音

、?

ウズメ

貴方が持ってたPCは没収したからね

朱音

・・・・は!?

ウズメ

当たり前でしょ

ウズメ

これ以上体に負荷をかけるつもり?

朱音

・・・・・・

ウズメ

っていうか…

ウズメ

貴方どんなところにPC持ってるのよ…

朱音

?懐

ウズメ

見た時一瞬某猫型ロボットが思い浮かんだわよ

朱音

私にそんな機能はない

ウズメ

あのポケットみたいな場所があったからよ

ウズメ

とりあえず、貴方は1週間安静にしてなさい

朱音

はいはい…

ウズメ

それじゃあ、何かあったら呼んで

ウズメ

ガラガラッ

朱音

・・・・仕事ないと暇やなぁ・・・

しっかりと社畜になってしまった朱音なのでした☆ あと二回も番外で申し訳ありません次回はちゃんと本編を出します

天王寺組の「小さな悪魔」

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コメント

2

ユーザー

最高です!ウズメちゃんも可愛い!朱音ちゃんお大事に🩹❤️‍🩹

ユーザー
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