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19XX年4月1日
洋平
洋平
大楠
高宮
野間
洋平
洋平
高宮
大楠
高宮
洋平
おー!!
その日は花道の誕生日で
俺たちは浮かれていた
大楠
洋平
高宮
洋平
野間
大楠
洋平
洋平
大楠
高宮
午後8時
野間
洋平
プルルルルルッ📞
高宮
洋平
洋平
洋平
洋平
洋平
洋平
洋平
洋平
高宮
大楠
洋平
洋平
野間
高宮
洋平
親父さんが倒れた
野間
大楠
高宮
洋平
大楠
野間
高宮
俺たちは急いで病院へ向かった
洋平
洋平
花道
すると
親父さんが寝てる前で
花道が立っていた
洋平
花道
すると花道は 膝から崩れ落ち
泣き始めた
花道
洋平
高宮
高宮
大楠
野間
洋平
洋平
俺はふと入り口の札を見た
そこには
“霊安室” と書かれていた
もう 誕生日どころではなくなった
洋平
ぎゅ
俺たちは花道を囲み 抱きあった
俺たちは葬式を開く 手伝いをした
役所への手続きとか 葬式場の確保を色々
費用もなんとか
俺たちがバイトで貯めた 給料で補えた
葬式後
大楠
野間
野間
高宮
洋平
洋平
花道1人では 心細いと思い
俺は花道の家に泊まることにした
洋平
洋平
花道
花道は仏壇の前で 俯いて座っていた
洋平
俺は花道の隣に座り
仏壇に飾ってある 親父さんの写真を見つめた
洋平
洋平
洋平
俺はリンを一回鳴らし 拝んだ
洋平
洋平
花道
花道は口を開かない
俺は構わず 話し続ける
洋平
洋平
洋平
洋平
花道
花道はじっと俺を睨む
洋平
洋平
花道
洋平
洋平
すると花道は 俯きながらポツポツと 口に出した
花道
花道
洋平
花道の喪服に 水が垂れる
俺は花道を抱き寄せ タバコを蒸した
花道は まだ赤ん坊だった頃に 母親を亡くした
その後親父さんは 再婚したが
再婚相手は花道に 暴力を振りまくり 親父さんはすぐに離婚
それから親父さんは男手ひとつで 息子(花道)を育てた
頼れる親戚はいなく、 2人でひっそりと暮らしていた
俺も似たようなもんだ
俺も幼い頃に親を亡くし
親戚に引き取られたが
その親戚も俺が成長するにつれて 養う金も無くなり
中1で一人暮らしを始め
学校に内緒でバイトをして 生活費を養ってた
そんな俺は
同じ境遇で生きる花道と 出会った
出会った当初から気が合い 似たもの同士で なんとなく一緒にいた
そして今
親父さんが亡くなって
花道は 一匹狼となった
そんな花道を
同じ一匹狼の俺が 支えていくことに決めた
洋平
洋平
洋平
花道
花道