完結
二次創作・夢小説
故人の集う町
1話から読む高1の冬。宮城リョータはバイク事故を起こし意識を失った。事故直前、彼の頭によぎったものは、家族の思い出でもなく、部活仲間でもない。故郷の沖縄と、亡くなった“兄”だった。
リョータは目を覚ますと、そこは見知らぬ町だった。ついさっきまでバイクを運転していた道路はなく、時期は冬のはずが町の背には大きな入道雲が見えた。リョータは不思議に思うも、頭の中でチラつかせたのは“宮城ソータ”、リョータの“兄”だった。
ーーこれはリョータが体験した不思議な話。
二次創作・夢小説