/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
健太
なあ裕也
裕也
どした？
裕也
もう授業始まるぞ
健太
さっき駅でやばいもの見たかも
裕也
やばいもの？
健太
電車がホームに入ってくる直前に
健太
人が駅に飛び込むところ
裕也
まじで？
裕也
見たかもってなんだよ
健太
いや
健太
俺反対側のホームにいたし
健太
ちょっと眠くてぼーっとしてたから
健太
それに
健太
周りの人はふつーにしてたし
健太
電車もそのあとすぐ発車してた
裕也
お前の勘違いってことか
裕也
相当疲れてたんだろ？
健太
いつも見る人だったからかなー？
裕也
いつも？
健太
あぁ
健太
めちゃくちゃ美人でさ
健太
俺が学校行くときいつも向かいのホームでその女性見るんだよ
裕也
その人ってもしかして
裕也
髪が長くて白いワンピースの？
健太
なんだよ
健太
お前も知ってたのかよ
裕也
いや知らなかったけど...
先生
おーい、席つけー
健太
なんであいつ
健太
あの女性のことわかったんだろう
疑問に思いながらも、健太が黒板の文字をノートに書き写していると
自分の左脇の間から
ゆらゆらと揺れる白い布が目に入った。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
