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KING
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僕はにんじんが交通事故に あってから思う
にんじんはクラスの No.1の存在だった
人気者だ
ノリもいい、頭もいい 男女問わず仲良くしてくれる
いい所だらけだった
そんなにんじんが交通事故に あった翌日の話
KING
友達
色々とみんなと話してた
KING
友達
友達
KING
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友達
KING
朝読書の時間になった
KING
KING
言い訳だが 信じたくなかった
みんなそんなものだろう
KING
KING
KING
KING
先生はいつも通り連絡事などを話した
その後深刻そうな顔をして
事故にあったことを話した
泣きそうだった
色んな先生が言う 1番辛いのはにんじんだと
でも、泣きそうだった
校長先生からもクラスに わざわざ来て下さり
話があった
その瞬間泣いてしまった
きっとにんじんの方が辛いし
でも泣いてしまった
その後僕は気を取り直し お見舞いには行けないから (コロナの影響で)
何かしてあげようと思った
クラスのみんなは千羽鶴 なんて案があったが
僕は毎日見れなくても LINEを送ることにした
毎日、毎日ただただ 既読すらもつかないLINEを送った
何度も何度も既読が着く 夢を見た
返事がくる夢を見た
夢だったけど 夢で喜んでいた感覚を 未だ覚えている
次の日になった
友達と話していた
友達
友達
KING
動揺していて反応は薄いが
凄く嬉しかった
にんじんに僕もそうだよって 言いたかった
その翌日はにんじんが 意識を戻してないことを知った
その翌日は 意識を取り戻したことを聞いた
心底安心した
その数日後は
とても後悔した
なんで後悔したか説明しよう
時は学校祭の翌日に戻そう
学校祭の翌日僕は学校で
にんじんからこんな話を 話された
にんじん
にんじん
にんじん
KING
KING
KING
なんて話をしていた
今自分でこの会話を振り返ると
心から自分を憎いと思う
でも、後悔なんてする?って なるだろう
本題はここからだ
にんじんの1番新しい投稿かな
そこにこの出来事に対して 死にたくなったと書いてあった
僕はそれを見て絶望した
あの時僕が寄り添ってやればなんて
後悔してももう遅いことを思った
寄り添ってやればと言うよりかは しっかり話を聞いとけばよかった
にんじんの投稿を見ていればよかった
まぁそんなことを考えていてももう 意味が無いからこの話はここで終わり
今はにんじんもLINEができるし リハビリを頑張っている
とても良かったと感じる
KING
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