ある日、私はいつものように図書室に向かった。
…でも、そこに昴くんの姿はなかった。
庭に行っても姿はなかった。
それから5日経っても姿は見えなかった。
大崎 詩
病室、どこか聞いておけば良かったかなぁ、
それから2日後、庭に行くと、そこに姿はあった。
大崎 詩
昴くん…?
齋藤 昴
詩ちゃん。
大崎 詩
昴くん…昴くん!!
大崎 詩
どうしたんですか?急にいなくなったと…
齋藤 昴
今日は君に話したいことがあって来たんだ。
大崎 詩
話したいこと…?
齋藤 昴
もう君と会うのは、これで最後だ。
大崎 詩
ど、どういうことですか…?
齋藤 昴
明日、
齋藤 昴
心臓の手術をすることになったんだ。