/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
病院1F エントランスホール
スイス🇨🇭
私は人混みの中を押しのけながら先に進んだ
リヒテンシュタイン🇱🇮
リヒテンは流石に体力的にキツイだろう
スイス🇨🇭
そう言って、私はリヒテンを背負ってとある場所を目指した
無論……
着いた場所は
スイス🇨🇭
扉をノックすると
数秒後に、ｶﾁｯと扉の鍵が開く音がした
その音を聞くなり私は思い切り扉を開いた
オーストリア🇦🇹
現れたのは苦笑いを浮かべたオーストリアだった
オーストリア🇦🇹
彼が困惑するのも致し方ない
そもそも、内科医が精神科病棟に居るのはかなりおかしい話なのだ
スイス🇨🇭
オーストリア🇦🇹
彼は眉をひそめて、怪訝そうな顔を浮かべた
人間心理を専攻していないので彼がどのような考えをしているのかは分からない
オーストリア🇦🇹
オーストリア🇦🇹
スイス🇨🇭
オーストリア🇦🇹
彼は優しくニッコリと笑うと、笑顔はそのままに私の対面の椅子に座った
オーストリア🇦🇹
スイス🇨🇭
オーストリア🇦🇹
オーストリア🇦🇹
予想外の質問だったのだろうか
彼は拍子抜けした声で返答してきた
私の違和感はまた大きくなった
スイス🇨🇭
そうもう一度聞き返すと
今度は彼が即答することはなかった
少し考え込むようにしたあと
オーストリア🇦🇹
リヒテンシュタイン🇱🇮
スイス🇨🇭
いつの間にかリヒテンは私の元を離れて
オーストリアの膝の上に居た
スイス🇨🇭
基本私以外の人には不用心に近づく人ではないのだが
オーストリア🇦🇹
スイス🇨🇭
スイス🇨🇭
私がしどろもどろしながら答えると
彼は察したかのように
オーストリア🇦🇹
オーストリア🇦🇹
リヒテンに向かって微笑むと、そのまま私と話し出す
オーストリア🇦🇹
スイス🇨🇭
私の思い違いなのだろうか
リヒテンシュタイン🇱🇮
すると、リヒテンはオーストリアを見つめて首をかしげる
オーストリア🇦🇹
オーストリアはまた苦笑いを浮かべた
リヒテンシュタイン🇱🇮
オーストリア🇦🇹
そう、リヒテンと同じ、違和感を拭いきれない
オーストリア🇦🇹
彼もタジタジしていた
ただ、最早違和感を感じないという方が無理だ
スイス🇨🇭
スイス🇨🇭
その質問にも即答こそしなかったものの
彼の声はしっかりと私の耳に届いた
オーストリア🇦🇹
オーストリア🇦🇹
