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紫織
みなまで言わずとも
私たちはお互いに同じことを思った
加奈子
加奈子
加奈子
加奈子
経験したからわかる
誰にも信じて貰えず
後ろ指を指され続ける日々
こちらから声を上げて訴えかけても
その叫びに振り向きすらしなかった
かつてのクラスメイト
蘇る、記憶が
あの時の、記憶が―
結花
結花
美空
終わりのない恐怖心に囚われるのはやめよう
そう私はいつの日か決心したから
桜
桜
桜
美空
もう先生は救えないかもしれない
けれど
これ以上、私と同じあの思い―
あんな思いをする人を見たくない―
紫織
加奈子
桜
桜
紫織
紫織
桜
桜
桜
桜
桜
桜
桜
桜
結花
いくら極悪人とはいえ
人聞きの悪いようなことをしているかもしれないけれど
もう、負けない
負けてたまるもんか
そう心に誓った
1週間後
紫織
紫織
紫織
紫織
加奈子
結花
美空
美空
美空
結花
結花
桜
桜
桜
加奈子
紫織
紫織
紫織
美空
いじめてたのは1部
春奈のグループだけだった
それ以外のクラスメイトは
見て見ぬふりをしていた
だから………
美空
紫織
加奈子
美空
美空
美空
美空
美空
美空
桜
桜
桜
紫織
結花
結花
結花
加奈子
紫織
美空
結花
結花
結花
結花
結花
美空
美空
美空
美空
美空
本当に私はいい人たちに出会えた
そう思った―
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