TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

オリキャラ

一覧ページ

「オリキャラ」のメインビジュアル

オリキャラ

1 - 海の過去

♥

36

2023年09月17日

シェアするシェアする
報告する

栞音

こんにちは

栞音

今日は海の過去です

オリキャラが出ます

もう…聞かないで…

クラスメイト

おはよう海!

おはよう

クラスメイト

あれ?

クラスメイト

海なんか隈できてない?

クラスメイト

大丈夫?

大丈夫

勉強してたらいつの間にか時間経ってて…

クラスメイト

海はすぐ無理するから…

クラスメイト

今日はちゃんと寝てよ!

今日ははやく寝るよ

ありがとう

クラスメイト

あっ!今日は一緒に帰れる?

あぁ…

ごめんね

今日は生徒会があるんだ…

完璧で頼れる生徒会長だから

クラスメイト

最近海仕事しすぎじゃない?

クラスメイト

一緒に帰れないじゃん!

ごめんね

また今度ね

クラスメイト

この前もそう言ってた!

クラスメイト

無理はしないでよ?

わかってるよ

みんな僕を頼るから…

もう授業が始まるよ

クラスメイト

ヤバっ!?

授業が終わり

先生

海…ちょっといいか?

はい…

どうかしました?

先生

この資料を職員室まで運んでくれないか?

分かりました

こうやってみんな僕を頼る

先生

悪いな…

いえ…大丈夫です

僕は優等生を演じ続ける

授業後

(生徒会の仕事をしてる)

先生

おぉ…こんな時間までいたのか

はい

この仕事は終わらせておきたくて

先生

海はほんとに頼りになるな

先生

無理はするなよ

ありがとうございます

僕は頼りになる存在だから

ずっとこんな生活が続くと思っていた

僕が優等生を演じ続れば

みんな僕を頼る

僕はずっとみんなの中で

頼れる人になりつづけると思っていた

おはよう

バシャッ

!?

なにこれ…水?

何をされたか…僕は最初分からなかった

僕は…水をかけられた…?

ただ僕の視界に入ったのは

クラスメイトの数人が僕を見て笑ってる

水をかけていない人は

巻き込まれないよう下を向いたり

別のところを見たりなど

僕を助けようとする人は誰もいないことだけがわかった

クラスメイト

海っ…大丈夫?

その時唯一仲良の良い友達だけが声をかけてくれた

大丈夫だよ

きっと僕が何かをしてしまったんだ

後で話を聞いてゆっくり解決したらいい

クラスメイト

でも…

心配しなくても大丈夫だよ

クラスメイト

…ニヤッ

クラスメイト

海が…そう言うなら

クラスメイト

もう少し様子を見てみる…

ありがとう

相変わらずいじめは続いた

むしろ前よりも悪化していた

でも毎日声をかけてくれる友達がいる

それがとても心強かった

どうしていじめるのか

僕がなにかしてしまったのか

話を聞くと

優等生ぶって気持ち悪い

人気があるのが気に入らない

そんな理由だった

おはよう

バシャッ

今日もか…

そう思ったが

今日はいつもと違った

なんで…

クラスメイト

www

クラスメイト

気づかなかったの?

クラスメイト

俺がいじめの主犯だってw

クラスメイト

頭のいい生徒会長さんなら気づくと思ったけど

クラスメイト

さすがに分からなかった?w

どうして…

いや…本当はわかっていたのかもしれない

俺の見方は誰もいないって

ただ…認めたくなかっただけなのかもしれない

クラスメイト

お前気持ち悪いんだよ

クラスメイト

みんなから頼られて

クラスメイト

成績はいつもトップ

クラスメイト

誰にでもいい顔して

クラスメイト

気に入らない

クラスメイト

俺はお前に何も敵わない

クラスメイト

だからいじめた

クラスメイト

理由はそれだけだよ

クラスメイト

あれ?泣いちゃうの?w

クラスメイト

大丈夫?w

ッツ…

なにこれ…

胸が締め付けられるような

苦しい…

今までの心配も全部嘘?

演技?

ずっと俺の事を心の中では笑ってたの?

俺の見方は誰もいなかったの?

クラスメイト

www

ずっと…演技だったの?

クラスメイト

当たり前だろw

クラスメイト

俺はお前を友達だと思ったことはないw

この日は何も感じなかった

ただいま…

僕の両親はいなくなった

父は毎日僕と母に暴力を振るった

母はそれに耐えきれず僕を置いて出ていった

それに怒った父は今まで以上に僕を殴った

その後父も僕を置いてどこかへ消えた

捕まったのか…

今もどこかに居るのか

そもそも生きているのかすら分からなかった

僕はずっと頼られる存在だと思ってたけど…

頼れる人が居なかっただけかもしれない…

どうしたらいいんだろう…

そういえばさっき…

大丈夫?って聞かれるとすごく苦しかった…

誰に言われても…

まるで笑われてるように聞こえた…

苦しかった…

なんでだろう…

もう何も分からない…

誰か…

助けてよ…

僕は

どうしたらいいの?

栞音

いかがでしたか?

栞音

大丈夫?という言葉は優しい言葉かもしれません

栞音

ただ海にとってはそれは苦しくなるだけでした

栞音

良かったらコメントよろしくお願いします

栞音

以上

栞音

おつ栞音

この作品はいかがでしたか?

36

コメント

225

ユーザー

… 紗菜)…

ユーザー

人によっては誰かを苦しめる言葉、、、それが「大丈夫?」なんだね、、、

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚