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高校の非常勤講師、根岸奨太に誘われ研究室を訪れたコヨミは
根岸家の地下室を再現したと言う部屋に導かれる
そこには奨太の曾祖父、作造の作ったタイムマシーンが置かれていて
奨太はそのマシーンを復活させようとしていることを告げる
このタイムマシーンは作造が三十年かけて作り上げ
訳あってわずか一年で眠らせてしまったものだった
その一部機能の復元に成功した奨太は
二十三年前の過去に飛び
植物状態となってしまった明日夢の母、愛紗を再び目覚めさせようと画策していた
本来は全ての機能を復元し
愛紗が事故に遭う前にコヨミを向かわせたかったのだが
どうしても二十三年より前に日時を設定することができず
それでも諦めきれなかった奨太は
二十三年前にコヨミを向かわせて助けると言う新たな計画を立てることにした
奨太から開発されたばかりの新薬を手渡されたコヨミ
この新薬があれば愛紗を目覚めさせることができると言う
奨太
奨太
奨太
奨太
コヨミ
奨太
奨太
コヨミ
コヨミ
奨太
コヨミ
奨太
コヨミ
コヨミ
コヨミ
奨太
奨太は予め用意しておいた注射器で薬を吸出し
キャップを閉めてコヨミに手渡した
奨太
コヨミ
奨太
コヨミ
奨太
奨太
コヨミは黙って頷くと
迷うことなくヘルメットを被る
その素早い行動に驚きつつも
奨太はマシーンに接続されたパソコンに日付を入力する
入力した日付は2032年11月
明日夢が退院して1ヶ月が過ぎた頃
奨太
コヨミ
奨太
コヨミ
奨太
そう言って
奨太がパソコンのEnterキーを押す
ギュィィィィィィン!!
2032年11月某日
ビビビビ……
ジジジジ……
ギュィィィィィィン!!
コヨミ
コヨミ
無事に到着したコヨミを突如、襲う猛烈な耳の痒み
コヨミ
コヨミ
コヨミはポケットから奨太に手渡された綿棒を取り出す
コヨミ
コヨミ
更にポケットから新薬の入った注射器を取り出し
コヨミ
奨太の指示通り
点滴の昆注口に針を刺したコヨミは
ゆっくりと薬を注入し針を抜いた
ビビビビビビビビ!!
コヨミ
直後、心電図の機械が警告音を発する
コヨミ
コヨミ
担当看護師
コヨミ
コヨミ
コヨミ
コヨミ
コヨミがリモコンのスイッチを押す
ギュィィィィィィン!!
2055年
ギュィィィィィィン!!
奨太
奨太
コヨミ
奨太
再び猛烈な耳の痒みに襲われたコヨミに奨太が綿棒を手渡す
コヨミ
コヨミ
コヨミ
奨太
コヨミ
奨太
コヨミ
コヨミ
奨太
コヨミはホッと胸を撫で下ろし
コヨミ
コヨミ
奨太
コヨミ
コヨミ
コヨミ
コヨミ
コヨミ
奨太
コヨミ
コヨミはそう言って颯爽と奨太の研究室を後にした