駿佑side
謙杜と、宿題が終わって、リビングに行こうとした時
お兄ちゃん達の会話が聞こえた
聞かなきゃ良かったって、
もっと、宿題に手こずれば良かったって、
後悔した
丈
おかん...ごめんなっ、
和也、恭平、流星、
和也、恭平、流星、
丈
辛い思いさせたなっ、グスッ
恭平
そんなっ、丈兄だってっ、
辛い思いしてるやん、
辛い思いしてるやん、
和也
そーやん、
俺らっ、だけじゃないっ、
丈兄とかっ、
大兄の方がっ、
辛い思いしてるって、
俺らっ、だけじゃないっ、
丈兄とかっ、
大兄の方がっ、
辛い思いしてるって、
流星
...駿と、謙杜には、
話すん、?
話すん、?
大吾
まだ、話すつもりはない
和也
そっか、そうやんなっ、
ドア越しだから、上手く聞こえないけど、 聞いたらあかんかった気がする
気づいたら、俺の手は謙杜の耳元にあって、
謙杜は、キョトンっと俺の顔を見て、 急に、え?って顔をしだした
俺は、場所の空気感に耐えられなくて、
謙杜と、部屋に戻ることにした
こんなの、なんで、
俺らは、幸せになれへんの、?
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝