グズマニア

私には、愛する夫がいる それが結構ツンデレで… なにを話すのにも興味を持ってくれない

スマホをいじっている

翌日

2日後、急に飲み会がなくなって急遽帰ることになった

コウタには連絡してないけど、 サプライズ的な？ 急に帰ってきてびっくりするかな？ よし！あえてただいまとか言わないようにしよっ！

そうっとドアを開けリビングに入る あれ？いない。鍵かけてないけど むこう、ベットの方でなんか騒がしい。嫌な予感

気づかれないようにむこうを見ると 見知らぬ女がコウタと唇を合わせ 身体を重ねていた

声を出さないのが精一杯の状態 私はできるだけ音を出さないようにそっと家を出て近くにホテルを取った

洗面所にある鏡から自分を見る

所詮お見合い婚だからしょうがないような気もするけど、自分を全否定されてるような気がして嫌気が刺した

ここから私の復讐劇が始まった

明け方に近い深夜

さっきのことが嘘みたいな行動 ムカつく

私の手をとる

コウタに離婚届を書かせるのは簡単だった。 コウタは最初からわかっていたようにスラスラと書いていった。

コウタは部屋へ戻っていった。 そして復讐の交錯を練る。 いつ、どこで、何で、殺そうか？ 練に練った結果、来週の結婚記念日の日に決行することにした。

結婚記念日の日

そして、行ってしまった 決行の準備をする。合間にご馳走も

そして帰ってきた

後ろからナイフで切りつける

それからあいつをめった刺しにした

コウタは死んだ 部屋のなかは血まみれだ… 殺した…快感しかない

コウタの周りに、部屋中に、南アフリカから取り寄せたグズマニアの花をむしり、ばらまいた。

コウタの携帯をとる。 アカネという不倫相手に連絡をとる

部屋は薄暗い

電気をつける

無我夢中でナイフを振り回す。 いつしか彼女は死んでいた

私はこの場を後にした