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水木 光

美味しかった〜!

志保 優成

美味しかったな

2人は食事を済ませた。

志保 優成

よし、行くか

水木 光

ん?そういえばこれからの予定って__

志保 優成

黙って俺にエスコートされろ

志保 優成

光は今日、俺の女の子なんだからさ

……ドキッ__

水木 光

(ずるい言い方…)

水木 光

じゃあお願いしますね、王子様っ

志保 優成

へいへい

2人はレジ前に並んだ。

店員

お会計は××××円になります

水木 光

(ここは私が__)

光は財布を出そうとカバンを漁る。

志保 優成

電子マネーで

店員

タッチお願いします

優成はピピッと支払いをした。

水木 光

なっ……

水木 光

ちょっ、私が__

志保 優成

早く行くよ

水木 光

……

またやられたー!

優成に連れられるままに、2人は電車に揺られていた。

水木 光

ねえ、優成

志保 優成

ん?

水木 光

私は友達との優成しか知らなかったからさ

水木 光

優成がこんなモテ男テクニックを持ってるとは思わなかったよ

志保 優成

……モテ男テクニック?

志保 優成

なんだそれ

志保 優成

俺はしたいようにしてるだけ

水木 光

……

これが天性のモテ男か……!

志保 優成

なーに?少しはドキドキしてくれた?

水木 光

水木 光

し、してないっ

本当はしてるけど!

志保 優成

ふん

水木 光

このテクニックで落とされた女の子が何人いるんだろうなー

志保 優成

……俺が本気で落とそうと思ってるのは光が初めてだよ

志保 優成

だから光が1人目な

水木 光

水木 光

お、落ちないって言ってんだろ!

コイツはどれだけ自信家なんだ!!!

志保 優成

志保 優成

あの魚、光に似てる

水木 光

……

水木 光

めっちゃ不細工じゃん

志保 優成

っはは!

笑う優成の様子を横目で見る。

優成に連れて来られたところは、

先月ニューオープンした水族館だった

チケットも事前に買ってくれてたし

どれだけスマートなんだコイツはー!!

水木 光

(ちゃんと私も水族館楽しんじゃってるし……)

志保 優成

次のエリア行く?

水木 光

うん!

水木 光

てか人多いね

志保 優成

だな

優成は光の左手を握った。

水木 光

えっ

志保 優成

人多いからはぐれないように……な?

水木 光

(なびかないなびかないなびかないなびかない)

水木 光

意識してないからな!?

志保 優成

何も言ってねぇよw

尾瀬 一颯

はぁあ〜〜〜……

一颯は駅前で大きなため息をついていた。

尾瀬 一颯

なんで""貴重""なオフに陽真と出掛けなきゃなんないわけ?

菊池 陽真

いいじゃないか

菊池 陽真

買い物に付き合うくらいしろ

尾瀬 一颯

DMK

菊池 陽真

なんだそれ

尾瀬 一颯

だるいめんどい帰りたい

菊池 陽真

そんなこと言わずに!

菊池 陽真

貴重なオフこそ、友達と遊ぶことが大切なんだぞ

菊池 陽真

一颯は昨日までの地区大会、すごい頑張ってたからな

菊池 陽真

何か奢ってあげよう

尾瀬 一颯

よし

尾瀬 一颯

じゃあ家までの電車代

菊池 陽真

帰る気満々やめろ

尾瀬 一颯

バレたー

菊池 陽真

ははっ。バレるわ!

確かに、たまには友達と遊ぶのも悪くはないな

陽真となら気は楽だし……

尾瀬 一颯

(でも最近の陽真は光のことになると様子がおかしい__)

尾瀬 一颯

(聞いてみるか)

尾瀬 一颯

ねえ、そういえば__

一颯は陽真の方に顔を向ける。

しかし陽真は、足を止め目を丸くさせて、ある方向をじっと見つめていた。

尾瀬 一颯

なに__

一颯は陽真の見る方に顔を向け、「え」とおもわず声が出てしまった。

人混みの中に紛れ、

優成と光が手を繋いで歩いていた。

尾瀬 一颯

………まじ

菊池 陽真

…………

陽真は何か言いたげな顔をさせた後、ニコッと笑った。

菊池 陽真

なんだよ

菊池 陽真

あの二人ああいう関係なのか

尾瀬 一颯

……

尾瀬 一颯

手は繋いでたけど

尾瀬 一颯

志保が光を引っ張って行ってたように見えたから

尾瀬 一颯

カップル的な「手繋ぎ」ではないんじゃない?

尾瀬 一颯

(なんで俺フォローしてんの……)

菊池 陽真

そ、そうか

菊池 陽真

そうだよな

陽真はどこかホッとしたような表情を見せた。

尾瀬 一颯

(やっぱコイツ……)

尾瀬 一颯

……

尾瀬 一颯

光が好きなら2人を追いかければ?

菊池 陽真

…はっ?

菊池 陽真

なんで俺が光を好きになるんだよ

尾瀬 一颯

(どう見ても両思いのくせに……)

尾瀬 一颯

(俺が手伝う義理はないけどーーー)

尾瀬 一颯

じゃあいいやー

尾瀬 一颯

光と志保、今はそんな関係じゃないと思うけど

尾瀬 一颯

志保を見る限り、光にアプローチしてる最中でしょ

尾瀬 一颯

光がそれに答えるのも時間の問題だね

陽真は黙った一颯の言葉に耳を傾けていた。

菊池 陽真

……………

菊池 陽真

早く買い物、行こう

尾瀬 一颯

……うん

尾瀬 一颯

(臆病だな……)

2人は道を歩いていた。

水木 光

今日はありがとね

水木 光

めっちゃ楽しかった

水木 光

水族館最高!

志保 優成

回転寿司でも行く?

水木 光

サイコパスか

水木 光

水族館行ったあとにお寿司なんて食べられない!!

志保 優成

冗談だよ

志保 優成

かわいいな

優成は笑って光の頭を撫でた。

撫でられたところがかぁっと熱くなるのを感じる。

水木 光

(ほんと、調子狂う…)

志保 優成

最後に1つ、行きたいところがあるんだけど

志保 優成

ついてきてくれる?

水木 光

うん!

水木 光

行こう!

水木 光

(どこだろ……?)

志保 優成

じゃあ、次は俺歌おっかな

水木 光

…………

行きたいところって

カラオケかーーーい!!

志保 優成

なんだよ?じゃあ先に歌う?

優成はムッとしてデンモクを差し出した。

水木 光

ち、ちがうよ

水木 光

行きたいところってカラオケかいって思って

志保 優成

カラオケ嫌い?

志保 優成

帰る?

水木 光

ううん!

もっと…なんか

オシャレなとこかと……

志保 優成

…………

志保 優成

本音を言うと__

ギシッ、と優成は光の隣に腰を下ろした。

水木 光

志保 優成

まだ、帰したくなかった

志保 優成

ダメ?

水木 光

(そんな目で見ないで……!)

水木 光

ダメ、じゃないよ……

志保 優成

やった

いつもの優成だったら

「お前の下手くそな歌声聞いたるわ〜w」みたいな!

クッソムカつくこと言うくせにー!!

水木 光

……やっぱり私!

光は俯いていた顔を上げた。

水木 光

優成とは友達でいる方が楽だよ!

水木 光

しょうもないことで笑いあって

水木 光

私のボケに上手くツッコミで返してくれて

水木 光

すごくすごく楽しかった

志保 優成

…………

水木 光

優成は"友達"として私といた時

水木 光

楽しくなかったの……?

志保 優成

…お前はほんと分かってないな

水木 光

志保 優成

友達の枠はいくらでもある

志保 優成

俺はその中の1人に過ぎない

志保 優成

昔は光と隣にいれば満足だったんだよ

志保 優成

でも、__

志保 優成

もう限界だ

優成は光のことをソファに押し倒した。

水木 光

ゆうせ……ッ

志保 優成

俺は"友達"としての大勢の中の1人じゃ嫌だ

志保 優成

"恋人"の枠は1つしかないんだ

志保 優成

"恋人"として、たった一人の男になりたい……っ

水木 光

……!

志保 優成

俺を選んでよ…

トンッと優成は光の顔の横に額を押し付けた。

優成……

私のこと、そんなに想ってくれてたんだ

なのに私は

"友達"で居続けたいなんて…失礼なことを言ってしまった

水木 光

……優成

光は優成の後頭部を優しく撫でた。

水木 光

優成の気持ち、ちゃんと伝わったよ

水木 光

今の時点での考え、言っていい?

優成は光から離れ、2人は横に並んで座った。

志保 優成

…!

優成は顔を苦くさせて光を見つめた。

水木 光

…私、優成のことそんな目で見たこと無かったって言ったよね

志保 優成

……

水木 光

でも今は違う

水木 光

ちゃんと自覚して欲しい

水木 光

優成は私の"選択肢"の中にちゃんといる!!

志保 優成

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コメント

5

ユーザー

凌くんたちやって欲しいな!それでhとかもしちゃったり?

ユーザー

陽真くん、そろそろ何かアプローチしてくるかな___? それとも、この二人が繋がるのが先か…… 展開、気になりすぎる〜〜〜ッッ!!!✨️✨️(*˘︶˘*)

ユーザー

付き合ってほしい!頑張れ2人とも...

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