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怖かった!!
ご覧頂きありがとうございます🙇♀️ 最近はないのですが、学生のうちはたまに不思議体験をした覚えがあるので、機会があればまた書かせて頂こうと思います☺️
今となっては曖昧なんです。
けれど その夢は今でも記憶に残っています。
確か6歳頃のことでした。
夢の中で私は、水路にいました。
壁は一面レンガで とにかく薄暗い場所でした。
周りにはたくさんの人がいましたが 皆どことなく黒っぽくて
陰のようでした。
皆同じ方向へ歩いていて 私もそうしていました。
どこへ向かっているのかは 全くわかりませんでしたが
皆と同じ方向へ歩かなければ ならないと直感していました。
それに何も考えずとも 体が勝手に動いていたのでした。
どのくらい歩いていたのか 前方に松明の灯りが見えました。
狭い通路の両端と中央に 黒いフードの人影が立っていて
陰のような人たちに 何かを手渡していました。
この先に行くには それを受け取る必要がある。
何となくそう思いました。
ですが、私は受け取れなかった。 というより渡されませんでした。
焦った私は引き返し フードの人に話しかけました。
私
するとフードの人が私を ジロっと睨みました。
とても怖い目付きだったという 印象が残っています。
フードの人
そう言って皆の進行方向と 逆の方向を指さしました。
来た道を引き返せ、 彼はそう言ったようでした。
逆らってはならない気がして 私は来た道を戻りました。
目が覚めた時 私は全身汗びっしょりでした。
別室で寝ているはずの母が 私の手を握っていました。
記憶が曖昧ですが 泣きそうな顔だった気がします。
母が言うには
私は高熱で寝ている途中に 痙攣を引き起こしたそうです。
その後心配した母が 救急車を呼び
私は深夜の病院に運ばれ 脳波の検査等を受けました。
高熱でうなされて痙攣を起こすのは 当時の私の年頃の子には
珍しくはないケースだったそうで 明け方にタクシーで帰宅しました。
あの時夢の中で フードの人に声を掛けなかったら
私は夢から覚めただろうか。
10年以上経っても未だに 思い出して怖くなることがある。
完