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つぼみ
あの後夕食を食べて叶夢ちゃんの部屋で布団をひいているときふと気になって聞いていた
叶夢
叶夢
つぼみ
叶夢
叶夢
つぼみ
叶夢
叶夢
その言葉を聞いたとき頭を鈍器なようなもので殴られたような気がした
鬼殺隊それはマンガで見たもの
まじかぁ…本当に鬼滅のせかいやん
叶夢
つぼみ
美子
声がして振り返るといつからいたのか美子さんが障子に寄りかかっていた
つぼみ
美子
つぼみ
叶夢
それって要は鬼殺隊にはいるためのってことだよね
あの、漫画で炭治郎君とかが死にそうになってた最終選別もあるやつやん
つぼみ
美子
美子
つぼみ
短い…いくら何でも短すぎる
一年くらい準備をしないといけないし
美子
美子
叶夢
叶夢
つぼみ
つぼみ
美子
美子
叶夢
つぼみ
布団に入り目を閉じる
これからのことなんてわからない
不安もいっぱいある
今の私は一体何なのか
元の世界の私はどうなったのか
でも、わからないからっていつまでもうじうじなんてしてられない
私の事はこれから調べていけばいい
今やれるべきことを全力でやる
それに私には優しくしてくれる人がいる
大丈夫
そう自分に言い聞かせて眠りについた
それから時間がたった
美子さんの修行はあり得ないほど厳しくて死ぬかもって何度もおもった
でもそのたびに叶夢に励まされて、二人でのりこえてきた
そんなこんなで最終選別まであと一週間てところまで来ていた
叶夢はもちろん私も呼吸を使えるようになっていて
私たち二人ならどんなことでも乗り越えられる
そんな風に思えてきていた
美子
美子
美子
つぼみ
叶夢
でも、ここにきて一つのことが頭に引っかかっていた
つぼみ
美子
つぼみ
美子
育ての人って柱の人って勝手なイメージがあったから
美子
美子
美子
美子
師範は苦しそうな、辛そうな笑顔で笑った
つぼみ
美子
美子
美子
そういって師範は屋敷の中に消えていった
叶夢
つぼみ
叶夢
叶夢
つぼみ
叶夢
つぼみ
叶夢
叶夢に手を引かれて走る
二か月前に初めてあったとは思えないほど
私たちは息があっていて
私たちは本当の姉妹のように過ごしていて
苗字を持たない叶夢は私のと同じ苗字、星川叶夢として過ごしていた
最終選別も叶夢と一緒なら生き残れる…そんな気がした