今日
令和から月鬼へと、
年号が変わる。
この話は、
鬼舞辻無惨の消滅から
約2500年が経った頃
鬼など居ない
平和な生活を送っている
青年達の物語である。
ハルカ
倉坂殿、おはようございます!
倉坂 煉
あぁ、はよ。
ハルカ
どうしたのですか⁉︎
ハルカ
もしかして…僕が挨拶したの…鬱陶しかったですか!?
ハルカ
謝ります!!許してください‼︎
倉坂 煉
あぁ、いや、そんなんじゃねーよ。
倉坂 煉
挨拶なんて、鬱陶しく感じるもんじゃねーだろ。
ハルカ
…では、どうされましたか?
ハルカ
いつもと様子がおかしいようですが…
倉坂 煉
…ちょっと、夢を見てな。
ハルカ
夢…?例の、あの夢ですか⁉︎
倉坂 煉
ああ。例の、“鬼”の夢。
ハルカ
昨夜は…どんなモノを…?
倉坂 煉
今日は手が6本くらい生えてる
倉坂 煉
子供の女の夢。
ハルカ
手が6本⁉︎
ハルカ
オェッ
倉坂 煉
お、おい、大丈夫か…?
ハルカ
へ、へいぎでず…
倉坂 煉
お…おお…そうか…?
ハルカ
ぞれより、ごんがいはナニをざれたオェでずがウッ…
倉坂 煉
な、なぁ、ホントに大丈夫か?
倉坂 煉
保健室行こうな。顔が真っ青だ
ハルカ
あぁ〜もうだめぇぇぇ〜
倉坂 煉
お、オイ‼︎‼︎
バタンッ







