夜中1時。
ピコーンピコーンピコーン📢!!
看護師
病室103号室からナースコールです!
看護師❷
私も行きます!
看護師
了解。
ガラガラ
看護師
菜々葉ちゃん!大丈夫!?
菜々葉
ハァハァハァハァ😫😩
看護師❷
運ぶよ!
菜々葉
た、田中さんは、、、?
看護師
私はいるよ!もう1人助手の人!
看護師
このまま手術室まで運ぶよ!
手術室
先生
では、今から緊急手術をはじめます。
先生
ガンが色んなとこに転移している💦!
手術室前
菜々葉の母
まだかしら·····(TT)
弥生
お母さん。きっと大丈夫や
タタタッ
弥生
誰か来た!
諒
あ!お、お母さんとお姉様ですね!
諒
菜々葉さんは、大丈夫なんでしょうか!?
弥生
諒くんやな。あんときは、ごめんなさい。
諒
今はそんなこと関係ないんです。
弥生
菜々葉は、夜中に苦しくなってナースコールして
弥生
今緊急手術してる。
菜々葉の母
菜々葉ぁぁぁぁぁ😢
諒
お母さん大丈夫ですよ。落ち着いてください。
弥生
そうや。お母さん、落ち着いて
菜々葉の母
う、うん( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
シタタタッ
翔真
こんばんは!
諒
しょ、翔真!
弥生
こんばんは。翔真くんやな
翔真
はい。
弥生
遅い時間やのにありがとう。二人とも。
看護師
す、すみません。
菜々葉の母
な、菜々葉は!?ど、どこ!?
弥生
お母さん。。。!
看護師
それが、まだ時間がかかりそうです。それだけ言いに来ました。
看護師
では。
菜々葉の母
ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!!!!(TT)
弥生
お母さん!いい加減にして!
菜々葉の母
ご、ごめん( ;ᯅ; )
それから朝が来た
朝6時
先生
·····。終わりました。
弥生
みんな起きて!
菜々葉の母
菜々葉は?
翔真
ゴクリ…
弥生
ゴクリ…
菜々葉の母
ゴクリ…
諒
ゴクリ…
先生
申し訳ありませんが
先生
精一杯尽くしましたが
先生
ガンがいろんなとこに転移
先生
しておりまして、
先生
もう手遅れでした·····。
先生
ご冥福をお祈りします。
菜々葉の母
そ、そんな·····(_ ..)_ バタリ
弥生
な、なんでなん😢。。。
翔真
・・・。😭
諒
菜々葉。。。😖😢
数日後
諒の家
\ピンポーン/
諒
はーい?
菜々葉の母
こんにちは
弥生
こんにちは
諒
どーぞ、上がってください。
菜々葉の母
ありがとう。
諒
どーしたんですか?
弥生
菜々葉の遺品を見せたくて。
諒
はい。。。
菜々葉の母
まず、看護師さんが言ってたんだけど
菜々葉の母
菜々葉は病院でだされた
菜々葉の母
ご飯をいっさい食べないか
菜々葉の母
少し食べて残してたみたい
菜々葉の母
でも諒くんが持ってきてくれた
菜々葉の母
だいこんおろしは、全部
菜々葉の母
食べたんだって。。。
諒
そ、そーなんですか。。。
弥生
あと、これ
弥生
菜々葉の服を片付けてたら
弥生
日記とメモがでてきた
弥生
これは、諒くんにあげるな
弥生
弥生
弥生
弥生
これは、日記
弥生
それからこれは、亡くなる1週間以内に書いたと思われるもの
弥生
諒
😭😢😭😢😭😢
弥生
諒くんは菜々葉にとって
弥生
うちたちよりも大きい存在やったみたい。
諒
そーだったんですね(;_;)
菜々葉の母
最後までありがとう
菜々葉の母
まだ病院に菜々葉はいるよ
諒
わかりました。会いに行きます。
病院
諒
菜々葉さんは?
看護師
あ。諒くん。こっちだよ
諒
ありがとうございます。
顔にかけてある布を外す
諒
(TT)
看護師
菜々葉ちゃん諒くんのことを話しては止まらないんだよ。
諒
。・°°・(>_<)・°°・。
諒
菜々葉の頬に涙のあとがある
看護師
きっと泣いてたんだよ
諒
そーですか。(╥﹏╥)
諒
1度外の空気を吸ってきます。
看護師
うん。また元気出たら来てね
諒
はい。
病院のベランダ
諒
( ´○`)スー( ·□· )ハー😭
諒
菜々葉ーーーーー!!!!
諒
俺は後悔したくない。
諒
けど!最後にお前が言った言葉。
諒
ほんとうに、ありがとう。
諒
って、、。
諒
自分がもうすぐ死ぬのわかってたんだよなーーー?
諒
だから、俺がまた会いに行くって言っても
諒
いつもなら、うん!って言うけど
諒
最後に俺とあったとき言わなかったよな?
諒
あんときに、気づいとけばって思った。
諒
お前は優しすぎなんだ
諒
人を心配させたくないからって
諒
病気を黙ってたり
諒
ガンの痛みを我慢したり
諒
看護師さんから聞いた部分もあるけど
諒
俺は看護師さんより
諒
お前のことお見通しだぞ!
諒
この声、天国の菜々葉に
諒
届いてないかもしれないけど
諒
俺の半分以上、いや全部
諒
菜々葉のことでいっぱいだ
諒
これから、菜々葉の分まで
諒
精一杯生きるよ!
諒
そんな俺を天国で見ていてくれ。😭
そう諒は、美しい青空。に向かって
叫んだ。