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まずは登場人物紹介から
冨岡義勇 胡蝶しのぶ 近藤百合香 平川すみれ 桂木夢乃
冨岡義勇
胡蝶しのぶ
近藤百合香
平川すみれ
桂木夢乃
ある日の夕方、しのぶが蝶屋敷の縁側に座っていると、庭の奥の方から女子隊士3名の話声が聞こえてきた
近藤百合香
桂木夢乃
近藤百合香
近藤百合香
平川すみれ
胡蝶しのぶ
平川すみれ
桂木夢乃
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶは、感情を押し殺し、いつも通りの笑顔を作り上げると彼女達の元へ歩いていった
胡蝶しのぶ
近藤百合香
平川すみれ
桂木夢乃
こうして3人は逃げるように蝶屋敷を去っていった
胡蝶しのぶ
蝶屋敷から出た道中
近藤百合香
平川すみれ
桂木夢乃
近藤百合香
平川すみれ
近藤百合香
桂木夢乃
合同任務中
しのぶ、義勇、百合香、他5名の隊士は合同任務で一緒になった。
義勇は3名の隊士を引連れ東側を、しのぶは百合香と他2名を連れて西側を行くことになった
近藤百合香
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶの指示は明確だった 笑顔で、しかし凛とした声で隊士達に指示を出したしのぶ
しかし百合香は、その言葉に従わなかった――
近藤百合香
自負と嫉妬で焦燥に駆られた百合香は、鬼の姿が見えた途端、単独で斬りかかったのだ
胡蝶しのぶ
しのぶの声が響いたが、遅かった。 鬼の巨大な爪が百合香の背後から迫る。 百合香は気付いた――もう避けきれない。
近藤百合香
その瞬間
胡蝶しのぶ
百合香の目の前に白い蝶の羽織が風のように割って入った。 まるで舞い降りた羽のように、 胡蝶しのぶがその身を差し出して百合香を庇ったのだ。 鋭く長い爪がしのぶの肩を裂き血が舞う
近藤百合香
しのぶは百合子の無事を確かめ、にこりと微笑んだ。
胡蝶しのぶ
深い傷を負って尚、彼女は笑っていた。 その瞳に涙もなく恐れもなかった。ただ命を守れたことの安堵だけがあった。 しのぶは再び鬼へと向き直る。 負傷した肩からはまだ血が滴っていた。 だが彼女は、その痛みすらまるで感じていないように軽やかに舞い上がる。
胡蝶しのぶ
淡く微笑むその姿に、鬼も隊士たちも、一瞬動きを止める。
しのぶは笑顔を崩さぬまま蝶のごとく空中を駆ける。 鬼が手を伸ばす――その刹那。 鋭く、細く、美しい一閃。 毒が回り、鬼は塵となって消えた――
胡蝶しのぶ
隊士たちが駆け寄るよりも早く、しのぶの膝ががくりと崩れた。
近藤百合香
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
瞼を閉じてその場に倒れ込む
近藤百合香
百合香が一歩、二歩と駆け寄る。
近藤百合香
近藤百合香
百合香はその場でひざまずき、震える声でしのぶの名を呼んだ。
近藤百合香
主
主
主
主