ヌシ
みなさんどうもこんにちは‽
ヌシ
いくらもんなんだもん
ヌシ
書くぜ
ヌシ
ではどぞ
二次創作注意 本作は「命に嫌われている」のパロ作品です
莉犬
...へぇ、結構広いな
莉犬
家族でもいるのか?
部屋に入るや否や莉犬にそんなことを聞かれる
さとみ
俺に今家族はいないよ
莉犬
...そうなのか
莉犬
悪い事聞いたか?
さとみ
別に、大丈夫だよ
莉犬
なんというか、お前が何でおれに同情してるのか分かった気がするよ
莉犬
...お前も俺と同じ境遇だったんだな
さとみ
...まぁ、そういうことになるな
さとみ
...ところで
俺は買い物袋を掲げて
さとみ
夕飯は何がいい?
莉犬
腹を満たせれば何でもいいよ
さとみ
...そういうところだぞ、莉犬
莉犬
...どういうとこだよ
さとみ
飯っていうのはな、娯楽だ
さとみ
娯楽は楽しまなきゃ損だ
さとみ
この飯っていう娯楽のために生きてるって奴も中にはいる
さとみ
つまり、今まで興味がなかったものに興味を持っていけって言ってるんだ
さとみ
そうしていると次第に生きる意味ってのが見つかるんじゃないかと思ってる
莉犬
...ふむ、でも本当に好物ってのが俺には一切ないんだ
さとみ
昔好きだった食べ物は?
莉犬
...ハンバーグ、だったっけな
さとみ
そうか...ハンバーグだったら...
買い物袋と、冷蔵庫の中を確認して俺はうん、と頷く
さとみ
...それならなんとか作れそうだ
さとみ
少し待っていてくれ、すぐに作る
莉犬
おう、頼む
莉犬
うまいやつを作ってくれよ
さとみ
任せとけっての
そうして俺はエプロンを着て、早速調理に取り掛かった
莉犬
...ほんとお前って、不思議だよな
さとみ
そうか?お前の方が不思議だと思うが
莉犬
俺は不思議ってよりかは変人って感じだけどな
さとみ
...自覚あったのか
これは驚きだ
いつでも自分が正しいと言っていた莉犬が自分を変人呼ばわりするなんて
...これも、進歩なんだろうな
莉犬
...にしてもよ
さとみ
うん?どうした?
改まって発言する莉犬に俺は言葉を返す
すると莉犬は、
莉犬
俺は一体これから、どうしたらいいんだろうな
さとみ
自分の人生くらい自分で決めろ...
さとみ
と言いたいところではあるが、難しいな
さとみ
...まぁ、ほとぼりが冷めるまでは安静にしといた方がいいと思う
さとみ
揉み消そうとはしているが、警察は捜査の手を緩めていない
さとみ
ほとぼりが冷めたらまぁ...
俺は玉ねぎを切りつつ、言った
さとみ
学校にでも行ってみたらいいんじゃないか?
莉犬
...学校か...
さとみ
嫌か?
莉犬
いいや、楽しそうだ
莉犬
友達を作って、遊びたい...
莉犬
でも
莉犬
俺は...心配なんだ
莉犬
俺にはまだ分からない
莉犬
...俺が本当に命に嫌われているかどうかを
莉犬
もしも、その友達が死んでしまったら
莉犬
お前が死んでしまったら...
莉犬
俺はきっと...もう立ち直れない...
莉犬
その時本当に俺は何も言わず、独り死ぬかもしれないな
さとみ
...そうか
さとみ
まぁ確かに、親、そして友達も一度全部失った莉犬の視点から言うとそう考えてしまうのも無理はない
さとみ
だが、言っただろ
さとみ
俺は生きている
さとみ
かれこれ関わって結構経っているが、それでも俺は生きている
さとみ
だから、それを忘れて普通に友達を作ってみろ
さとみ
命に嫌われていることなんて、絶対にないんだから
莉犬
...なんか、説得力があるなぁ
さとみ
これでも結構場数を踏んでいるもんでな
さとみ
貫禄が出ても仕方ない
莉犬
聞いてはなかったが、お前っていくつなんだ?
莉犬
見た目は結構若々しいし、体つきも華奢だが、二十代前半くらいか?
さとみ
...もう三十は過ぎてるよ
莉犬
うっそだろおい...
莉犬
そんな年食ってんのか
さとみ
まぁ俺も俺で若さを保つために結構必死だったりするんだよ
さとみ
...っと
莉犬
おぉ、出来上がるの早いな
さとみ
ハンバーグはあまり手間かからないしな
さとみ
ほら、席に着いた着いた、飯を食うぞ
莉犬
わかったわかった
そう言って莉犬は席に着く
ヌシ
おか
ヌシ
イベ頑張る
ヌシ
1000位行ったぜ
ヌシ
みんなはソシャゲのイベントランキング最高何位?
ヌシ
我800位くらい
ヌシ
ではでは
ヌシ
ノシ







