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コメント
1件
最高です！続き楽しみにしてます！
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堕天使は青鬼に座るよう促す。
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こんなこと言っても適当に 流されるだけだろう。
けれど、誰かに話してみたかった。
頭の中にいる誰かのことを。
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言おうとしていた事をそっくりそのまま 言われてしまった。
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驚いて空いた口が閉じない。
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堕天使がライターを持ち、 煙草の先に近づける。
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堕天使が苦笑いをする。
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堕天使が窓から外を眺める。
窓に反射して堕天使の顔が見える。
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天使として生まれたなら、 悪行を犯さなければ堕ちないはず。
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堕天使が黒い翼を軽く動かす。
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堕天使が頭の上に輪を出す。
本来の白い姿が失われ、 黒く染まっている。
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金色の瞳を細め笑う。
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神殿に近づいた自分の姿を考え、 少し身を震わせる。
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…扉の外に人外の気配を感じる。
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堕天使が青鬼に座って待つよう 手振りで伝える。
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堕天使は煙草の火を握って消した。
そして足音を立てて扉に向かう。
ドアノブに手を掛ける。
1人のハーフエルフがスタンガンを持ち 勢いを付けて部屋に入る。
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もう1人は光属性の魔法を使い 堕天使に襲いかかっている。
もう1人はー…
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改造人間ー…、サイボーグが厳つい 右手で堕天使に殴り掛かる。
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その3人を身軽にかわしつつ 面倒くさそうな表情を浮かべる。
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ハーフエルフと天使が青鬼に 話しかける。
堕天使は反撃しようとしない。
軽く攻撃を流して 諦めるのを待っている。
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青鬼が勢い良く立ち上がり、歩き出す。
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青鬼が素早く動く。
…改造人間の耳元で風を切る音がした。
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青鬼は種族特有の能力によって 青色に強化された右腕を突き出す。
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堕天使を襲った3人の人外は 部屋を去って行った。
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堕天使が扉を閉める。
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当たり前だろ、とでも言うように 堕天使は青鬼を見る。
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神殿と人間の消滅が関係してるのかは まだ定かでは無い。
けれど、 何もしなかったら終わりだから。
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頭の中にノイズが走る。
いつもの、声と一緒に。
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2人は行くことにした。
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