コメント
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あー神作だ…最高です!フォロー失礼しますm(*_ _)m続き待ってます!
…え、ちょ、これレトさんもキヨくんのこと好きだったって話なんだろうけどさ、え、れ、レトさん?どう、え、でも続きが、っすー…続き待ってます!!!
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
最初に会った頃よりか ある程度の距離までは行けるようになった。
たまに家にいないときもあるが
大抵は外にいるのである。
主にコンビニだけれど。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
いくら俺にしか見えないとはいえ
一人で近所をうろつかれると 正直かなり心配ではある。
キヨ。
段々と成仏の時間が迫ってくる。
彼がこんな風にできるようになったのは
きっと心境の変化があったはずだ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
少し前から思っていたが まだ聞いてなかったことを 聞いてみることにした。
キヨ。
外に出れるようになって 人に会う機会も増えた。
キヨ。
キヨ。
そう口にした途端、 レトさんが目を丸くして俺を凝視した。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
そう言うと、バツが悪そうに フッと目を逸らした。
レトルト
レトルト
胸が痛んだ。
いくら霊とはいえ、一日中家に いる生活はもう終わっているんだ。
そんな彼が家の外へ 出られるようになってからだ。
少し浮足立っているように見えたのは。
(霊なので実際浮足立っているのだが。)
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトさんも男だもんな…
気になる人がいて当たり前か…
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
レトルト
うっしーと話したことを 思い出して胸が苦しくなる。
ハッピーエンドは必ずしも ハッピーエンドのままとは限らない。
大切なものを得ると同時に 大切なものを失う。
こんな悲劇があってたまるかよ…
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
応援なんて、嘘。
何様だって思われるかもしれないけど
俺以外に好意を抱かないでほしい。
まだ何も始まってないし
出会ってから数週間しか経っていないけれど
俺は…
キヨ。
キヨ。
レトルト
その時だった。
白い光がぼうっとレトさんを包む。
レトルト
レトルト
途切れ途切れに聞こえたその声に
エコーがかかって遠のいていく。
キヨ。
光の欠片がキラキラして
ふっと空に登るように消えていった。
TO BE CONTINUED…