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ここは、ある病院の話です。 (信じるかはあなた次第)
ちよちゃん
この子の名前はちよちゃん、 幼く病気になった女の子
今日も病室は静かで、 ちよちゃんはいつもの様に窓から空を眺めていました
だけど、 今日はいつもと何かが違う気がした
ちよちゃん
ちよちゃんは風が吹いてくるほうに目をやりました
ちよちゃん
そこには、ちよちゃんの小さいおててぐらいの大きさの穴が空いていました
ちよちゃんは何気なく、 その穴を覗いて見ました
そこには、 緑色に輝く草原が広がっていました
ちよちゃんは幼くして病気になったので、外の世界なんて見たことがありませんでした
ちよちゃんは目をキラキラと輝かせ その穴の中をじっとみ続けました
毎日、毎日、その穴をみ続けました
不思議なことに、その穴は毎日毎日 景色が変わるのです
ちよちゃん
ちよちゃん
次第にちよちゃんはその穴を見るのが楽しくなってきました
ちよちゃん
ちよちゃんはいつもの様にその穴を覗いて見ました すると、
なんとも美しい動物達が 草原を走り回ったり 水を飲んだり、 木陰で休んだりしていました。
シマウマは走り回り しかは水を飲み うさぎは木陰でゆったりと寝ています
ちよちゃん
次の日、ちよちゃんの退院の日です… ちよちゃんは最後にもう一度あの穴を覗いて見ました……
そこには、隣の病室しか見えません…
ちよちゃん
お母さん
ちよちゃん
お母さん
ちよちゃん
お母さん
お母さん
ちよちゃん
見るとそこにはなんにもなく 普通の白い壁でした
ちよちゃん
お母さん
ちよちゃん
ちよちゃんとお母さんは病院を出ました
見るとそこには普通の街がありました 道路や信号、駐車場、
ちよちゃん
お母さん
そのまま、2人は何事もなく無事家に帰りました。
あの穴は一体なんだったんでしょうか もしかしたら、今もあなたの所には キレイな草原が見える穴があるかもしれませんよ