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初めて人を殺した。でも…仕方なかったんだ。
〜数日前〜
玲奈
ねぇ!!大輝!!
大輝
どうした？
玲奈
あのね…えっと…
大輝
言いにくいことか？
大輝
なら家で聞くぞ？
玲奈
ううん！今言うよ。
大輝
そう、じゃぁ、どうしたんだ？
玲奈
新しい家族ができたんだ!!😆
玲奈
詳しいことは帰ってから言うね!!
大輝
ちょ…
俺と彼女(玲奈)は同棲していて 彼女は社会人で俺は学生だった。
だからこのメールを見た時、俺は背筋が凍った
大輝
嘘だろ…まだ俺は学生だぞ…
大輝
まだ遊びたいし勉強だってしないといけない…
大輝
父親になるなんてごめんだ…
そうだ…殺せばいいんだ…
俺と玲奈の関係はそこまで深くないと思っている。ただ、他の人より多く関わっているだけ。玲奈は本気かもしれないが少なくとも俺はそう思っていた
言ってしまえば、ヤるだけの関係だったのかもしれない
大輝
最近、将来について話してくることが多くなったと思ってたけど… まさかこんなことになるとは…
大輝
今夜…やるしかないな…
俺は帰りに包丁を買って帰った。 買った時のことやそれまで何をしていたかはこれからすることの緊張で まるで覚えていなかった。
ガチャ
大輝
た、ただいま
玲奈
あ！大輝！
玲奈
おかえりー
大輝
あ、あぁ はぁはぁ…ふぅ…
玲奈
どうしたの？なんか変だよ？
大輝
え？あ、いや、大丈夫
大輝
急いで帰ってきたんだ
玲奈
へ〜。それより！メール見たでしょ？
俺は覚悟を決めて右手に力を入れた
玲奈
それでね、新しいかぞ…
大輝
玲奈、ごめん、許してくれ。
包丁を持った右手は迷うことなく 玲奈の首に向かった。
玲奈
え…なん…
彼女の傷口から血飛沫がまるで噴水のように噴き出した。
バタッ
玲奈の体は吸い込まれるかのように床に倒れた。
大輝
やった…のか？
大輝
あとは死体の処理を上手くこなせば…
？？？
ガタッ
その時、部屋の奥から物音がした。
大輝
なんだ、誰かいるのか!!
大輝
(見られたなら仕方ない…そいつも殺るしか…)
俺は再び右手に力を込め恐る恐るドアを開けたが、そこに人影はなかった。そこに居たのは…
子猫
みゃ〜
大輝
なんだよ、猫かよ。驚かせやがって
そこには見知らぬ子猫がいた。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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