コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
保安官
いきなり視界が思い切りくらんだ! 身体が下に落ちる感覚とともに 脳に凄まじい衝撃が走る!!!
知らない景色! 見たこともない生き物! 数百年前の騎士のような風貌の連中が 馬に乗りながら接近する光景! 耳が長かったり翼が生えてたり!
【𓋴𓏏𓂋𓄿𓈖𓎼𓇋𓂋 𓂧𓇋𓏏𓇋𓎡𓏏𓇋𓍯𓈖】
保安官
一瞬言葉みたいなものが聞こえた! が、完全に聞きなれない言語…! 何を言ってるかさっぱりだ!
【𓎡𓍯𓈖𓏏𓂋𓍯𓃭𓃭𓇋𓂋 𓈖𓇋𓎡𓍯𓃭𓇋 𓆑𓇋𓃭𓅓𓇋𓂋】 ・・・ 【𓄿𓅱𓏏𓎛𓇋𓈖𓏏𓇋𓎡𓄿𓏏𓇋𓍯𓈖 𓎡𓍯𓅓𓏤𓃭𓇋𓏏𓇋】 【𓇋𓏤𓇋𓎡𓅓𓄿𓋴𓏏𓇋𓂋 𓎼𓂋𓄿𓂧𓇋】 ・・・ 『𓏤𓄿𓃭𓇋𓆑𓇋𓂋𓇋 𓄿𓂋𓅓𓋴』 【𓃀𓅱𓇋𓃭𓂧 𓅱𓏤】
直後…! 体の中の何かが凄まじい程の衝撃が加わる!!!
【𓅱𓄿𓂋𓈖𓇋𓈖𓎼】 【𓄿 𓆑𓄿𓏏𓄿𓃭 𓇋𓂋𓂋𓍯𓂋 𓎛𓄿𓋴 𓍯𓎡𓎡𓅱𓂋𓂋𓇋𓂧 𓇋𓈖 𓏏𓎛𓇋 𓃀𓄿𓎡𓎡𓎼𓂋𓍯𓅱𓈖𓂧 𓇋𓈖𓆑𓍯𓂋𓅓𓄿𓏏𓇋𓍯𓈖 𓍯𓆑 𓏏𓎛𓇋 𓆑𓍯𓂋𓇋𓇋𓎼𓈖𓇋𓂋 𓇋𓈖 𓏘𓅱𓇋𓋴𓏏𓇋𓍯𓈖 𓏏𓎛𓇋 𓏤𓎛𓇋𓋴𓇋𓎡𓄿𓃭 𓇋𓈖𓆑𓍯𓂋𓅓𓄿𓏏𓇋𓍯𓈖 𓅱𓇋𓃭𓃭 𓃀𓇋 𓎡𓍯𓂋𓂋𓇋𓎡𓏏𓇋𓂧 𓄿𓋴 𓄿 𓅓𓇋𓄿𓋴𓅱𓂋𓇋 𓏏𓍯 𓏤𓂋𓇋𓆑𓇋𓈖𓏏 𓏏𓎛𓇋 𓎡𓍯𓃭𓃭𓄿𓏤𓋴𓇋 𓍯𓆑 𓏏𓎛𓇋 𓇋𓈖𓏏𓇋𓏏𓇋𓋴 𓇋𓎡𓋴𓇋𓋴𓏏𓇋𓈖𓎡𓇋】
強烈なまでの衝撃を受けながら徐々に手足の感覚がなくなっていく!!!!!
体がバラバラになりそうだ!!
手足が伸び縮み!
若くなったり歳をとったり!
身体が!
身体が…狂る!
保安官
イエェェァァァォォ!!!! ギェエェェエェエェ!!!!!!!
ビキビキ…ッ
バリンっ!!!
ドンガラガッシャゴォオォン!!!!!
保安官…?
凄まじい音と共に どこかの床に墜落する… それと同時に 身体にな柔らかい布みたいな物が 身体に覆い被さっている… 恐ろしい体験だ…
保安官…?
なんという事だろう… あまりにも凄まじい衝撃を 受けたせいか… 声まで子どものように 聞こえる気がする。
「せ!成功だ!」
「「「おおぉ!!」」」
成功…? 布の外からなにやら無数の 人々の声が聞こえて来た。
初老の男?
貫禄ある野太い声の男
陛下…? 魔力宰相…!!!??? 状況が掴めない… とにかくこの布の中から 脱出しなければ。 そうしてジタバタと暴れ回るが 覆いかぶさった布が 長すぎるせいか 全然外が見えてこない
保安官…?
や…やはり先程叫びすぎたせいか 声がおかしい気がする… 凄まじい衝撃だったし… どこか負傷したのか…!
貫禄ある野太い声の男
私を抱き起こす人間
直後数名分の金物を 纏った足音がこちらに近づき 私の体を起こしながら布を取る。 おかげさまで私も外に顔を出せた! が…!
オンギャ眩シィ!!!!
今まで暗闇の中にいたせいで 布の外が明るさに目が眩んでしまう! 直後周りにいたもの達から ざわめきの声が上がる…
私を抱き起こす人間
子ども…? 一体誰のことを言ってるのか? 徐々に目が慣れてきた… そうして周りを見る…
するとなんということか… 目の前には銃社会たる 19世紀後半の現代にも関わらず… 全身に光沢のかかった鈑金で構成される フルプレートアーマーを着た男達が 私の体を抱え上げている!! いやさすがに今どきそんな格好するのはちょっと… なんて思ってると 古風な出で立ちの鎧に身を包んだ彼等が 明らかに動揺した様子で こちらをのぞきこんでいる。
私を抱き起こす人間
陛下とやら
マクスウェル
失礼
その一言ともにマクスウェルと呼ばれた 初老の男が私の方に手をかざしてきた …なんだ???? 手を合わせればいいのか???? と思ってこちらも手を 近づけかけたその時…
ブゥゥゥン…
保安官…?
どうだこの現象! 掌からいきなり青白い光が 灯るじゃないか!
どんな原理だ…?! そんな私の疑問を他所に マクスウェルは…
マクスウェル
何度もこちらに先程の 光をかざしてきては 焦った様子で首を傾げたり… 有り得ない…馬鹿な… と口から漏らしている… そのうち陛下と呼ばれた人物も その様子を後ろの玉座から ソワソワしながら 顔をのぞかせていた…
陛下とやら
その言葉に落胆した様子で 恐る恐る陛下 とやらの方に身体を向ける。
マクスウェル
陛下とやら
マクスウェル
陛下とやら
凄まじく絶句している… あれはショックのあまり無念とか 悲しいというの… 一周まわって萎えた人間の顔だ… 椅子にもたれ掛かり 眉間まで揉み始める始末… すると今度は重厚な鎧を着た 筋骨隆々の中年の男が近づいてくる。
筋骨隆々の男
マクスウェル
中年の人物がこくりと頷き 「変なところは触らない」と一言… 布越しに肩や腕… 背中や足先を触っていく。 が、その顔色はマクスウェルと 同じく優れず… ため息まがいな息を漏らして聞いてくる
コンウェル
槍や剣…!? 剣は…私戦場でサーベル ふるった経験あるからまだしも… 槍はちょっと… それにこっちは銃火器を愛用している。 そういう意味では扱いに 心当たりは無いので… 首を横に振った。
コンウェル
そうこぼし… 顔を手で拭った後またしても 奥の陛下に向け首を横に振る…
コンウェル
話を聞いた陛下が… 眉間を片手で揉みながら 頭の痛そうな顔で口を開いた。
陛下とやら
…先程から一つ気になる事がある みんな私を見て口々に 「子ども子ども」と 連呼してくる理由はなんなんだ?
まだ40にひとつ届かない歳とはいえ 少しばかり言い過ぎじゃないか… 見よこのゴリゴリな骨格… こんなごつい顔してるオヤジが 子どもとかなんの冗談だ。 そうしての手触りを確かめようと触った…
ツルン〜♪ プニン♡
どうだこんなにツルツルスベスベ! こぉんな肌してる親父を 子ども扱いなんてなんの冗d....
………え!?
なにかの気のせいか… 私の肌の様子がおかしい… なんかすごくツルツルしてたような… そんな馬鹿なと思って… もう一回触ってみた
つりゅん♪ぷにゅん♪
おぉぉ…すっごいモチモチしてる…柔らかいまるで小ちゃな子どもぉ…
…
じゃない!!
何だこの肌!?心なしか顔の骨格まで小さくなってる気がする!
保安官…?
どういう状況だ!
出した声まで幼くなってる気がする!いや幼いどころか…まんま少女みたいな声になってる!!そんな混乱してる私を他所に、奥にいた陛下とやらがおっといかん…と一言、こちらに向かって歩いてきた。
陛下とやら
咳払いの後…私を真っ直ぐ見て告げる。
陛下とやら
保安官…?
陛下とやら
……少女だと!!!
保安官…?
国王ハイネリウス
数秒後… 両手で収まる程度の大きさの鏡を 持ってきた使用人がこちらに現れ私の事を移すと…
保安官!
そこに写ってたのはいつもの中年保安官… 等とは程遠い幼い少女が鏡の向こうにいた…
保安官!
完全に想定外の状況だ…! 何度も目を擦り見つめ返すものの どこからどう見ても 私が少女になってしまっている!
国王ハイネリウス
そうして、国王が身を翻すと同時に声を上げた。
国王ハイネリウス
そうして、数人の使用人姿の女性が近づいてきた。
使用人
使用人
私を抱き起こす人間
使用人
保安官!
そのまま使用人達に連れられるまま、その場から立ち去る事になる…
保安官!