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コメント
5件
唯乃ちゃんをどれだけ大切にしてるかわかる〜 続き待ってます!無理せずに!(о´∀`о)
続き楽しみに待っています(≧▽≦)
続き楽しみにしてます🥰😊
唯乃
唯乃
唯乃
実弥
唯乃
実弥
実弥
実弥
実弥
実弥
唯乃
そのまま不死川さんは1度も振り返ることなく歩いていった。
どうしてもあの人の声が頭から離れない。
ううん。
唯乃
唯乃
数週間後
蝶屋敷の門の方からにぎやかな声が聞こえてくる。
唯乃
炭治郎
炭治郎
炭治郎
無一郎
唯乃
蜜璃
唯乃
蜜璃
蜜璃
唯乃
蜜璃
唯乃
無一郎
唯乃
唯乃
蝶屋敷にはにぎやかな時間が流れていた。
―ここは安全だ。そう思えた。
唯乃
唯乃
唯乃
唯乃
そんなことずっと前から自覚している
胸の奥がきゅっと締めつけられる。 まぶたを閉じると、鮮やかに思い出してしまうのは、あの虹色の瞳と、笑い声
まだ幼かった二人が、陽の光の差し込む縁側で向かい合って笑っていた光景。 あの頃は何も怖くなかった
やり取りすら、心の奥底にしまいこんだはずなのに、こうして簡単に蘇ってくる。
(あの時の童磨は……)
思考を振り払うように、唯乃は枕を抱きしめた。 それでも記憶は途切れない。
鬼になってからも、自分だけは喰わなかった理由。 信じたくないのに、信じてしまう優しさの痕跡。
不意に、足音が近づいてくる気配がした
廊下の板がきしむ音――でも、屋敷の中の誰かが夜回りしているのとは違う、妙に軽やかな足音。
息を飲み、耳を澄ませる。 やがて音はすぐ近くで止まり、障子の向こうに細い影が映った。
次の瞬間、低く甘ったるい声が、夜の静けさを破る。
童磨
その声に、心臓が一瞬で早鐘を打った。 動けない。布団の中で、指先が冷たくなっていく。
唯乃
童磨
童磨
童磨
童磨
そういってストンと眠らされた。
そこからの記憶は無い。
ねえ、私童磨が大好きだよ
だからずっとふたりでいたかったよ。
主