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市販されている食品は、提示されている賞味期限日から逆算することで 製造日を特定することができる
ピザポテトなどのホットスナックの場合は、およそ半年前だ。
ぼく
つまりどう言うことかというと、オムツ交換台に捨てられていたピザポテトの製造日は、およそ11月から12月の上旬ということになる。
ぼく
ぼく
我ながら筋の通った推理だと思ったが───それを納得しきれないのは何故だろう………
ぼく
ぼくは顔だけ、公衆トイレの方へ向ける
ぼく
しばらくの思考の末、ぼくはベンチから立ち上がった
ぼく
周りに注意をはらう。 大丈夫だ。人はさっきから一人も増えていない
ぼくはそそくさとトイレに入り、力一杯に扉を閉め、速やかに鍵をかけた。
辺りを見回す
一時間前と、光景は全く変わっていない
ぼく
清掃当番表は、思いの外すぐに見つかった
例のオムツ交換台のすぐそばの壁に張り付けてある
ぼく
ぼくはオムツ交換台を下げ、"奴ら(財布とか)"を確認する
ぼく
すぐにオムツ交換台を元の位置に戻し、清掃当番表に目をやる
ぼく
清掃当番表、一月分。
いかんせんいい加減な振り分けだな、と思った
ぼく
ぼくは至極自然に感想を述べる
わざわざ、そんなどうでもいいことを確認しに来た訳じゃないのに。
ぼく
心の中で少し、ほっとした。 ますます泥棒の気分だった
ぼく
ぼくはオムツ交換台に肩を掛ける。
ぼく
ぼくの推理が外れたことになる
ぼく
流石に難しすぎる仮説だった。
二ヶ月って………職務の怠慢の域を越えてるだろうが。
それにここは公衆トイレだ。 いくらなんでも、一般の利用者くらいいるだろう
ぼく
朝(正確には早朝)から何も食べていなかったぼくは、一度、家に帰ることにした
───トイレの鍵を開ける
ぼく
最後に全体の写真を撮ろうと、スマホの電源をいれる
現在時刻、十時五十五分。
それにぼくは───反応しない。
第二話(2) 怠慢の起源とそれから