!ATTENTION ‽.この物語は、実際の国や人物とは一切関係ありません。 ‽.政治的、挑発等の意図は一切ありません。 ‽.エスニックジョーク、又はブラックジョーク等が含まれています。 ‽.ショッキングだったり、グロテスクな表現等が含まれています。 ‽.オメガバースの要素が含まれています。 ‽.無理して最後まで見ないでください。任意のタイミングでブラウザバックを推奨します。 ‽.読了後のクレーム等は一切受け付けていません。 以上のことを理解したうえ、お読みください。
あたりは静まり返っていた。 野次馬が少しだけやってきたけど、空気を読んだのか、その野次馬たちもだんまりしていた。
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仲間を殺した。 俺の手で。
行動に反省はしていない。...が、少しだけ、後悔はしている。
どうして日帝はあんなんになってしまったのだろう。 ____もっと、俺が、どうにかできたはずなのに。
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仲間も守れなくて、 恋人を騙して、 ヒトの大切な貞操を奪って。 全部俺のせいであって。 俺が居なけりゃ、全部なかったはずなのに。
そうだ、アメリカはどうなった、 横に居たはずのアメリカは居なくなっていて、いつの間にか、日帝の死体の所に移動をしていた。 腕で日帝の上半身を持ち上げて、日帝の顔を見つめている。
敵だったとはいえ、アメリカと日帝はいい友達だった。 それなりに思い出があったはずだ。
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アメリカは、ずっと困惑したまま、いつの間にか、日帝を亡くしてしまったのか。
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その後は色々あったけど、素早く物事は進み、晩のうちにもう自宅へ帰れるようになった。
野次馬は増えていき、警察が到着した。 警察にその場を任せて俺たちは違う場所に隔離されて話を聞かされた。 国って言うのもあって、基本的に警察はアメリカに肯定的だったし、アメリカも真面目に答えていたから速く済んだのだろう。アメリカが喋れなかったらこんなに早く帰れなかった...と思う。だからアメリカのこういう仲間に対する真面目さには感謝するしかない。
アメリカ
アメリカ
アメリカ
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卍
頭にソ連と、「ソ連と✘✘したのがバレたこと」がよぎって急に焦りだす。
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言い訳を考えたが、思い浮かばなかった。
アメリカ
アメリカ
アメリカも思いつめたような表情になった。
アメリカ
アメリカ
物事が全て悪い方向に突き進んでいるのは確かだ。 国が急に複数死んで、世界が混乱しないわけがないし、現状維持が出来なくなるのは目に見えて判っている。 どさくさに紛れて戦争をおっぱじめるヤツも居ないとは限らない。
卍
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アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカはそうやって帰宅していった。 なんで俺に感謝したんだ、....? そうは思ったけど、聞く気力もなくて、俺は無言で言葉を受け取りアメリカと反対側の通路から帰ることにした。 なんとなく、気まずかったから。
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スマホで検索を掛けてみたが、ネットに拡散はされていなく、代わりに、全世界(俺以外)の国たちのメール個人LINEに加えグループラインにも写真と説明が送付され、瞬く間に拡散された訳らしい。
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そういえば...ソ連もこれを気付いているはずだよな? 俺は罪を犯した側だし社会信用を失って相当の罰を受けるのは当然だ。 だけど、完全被害者のソ連にもさらに被害が行ってしまうのではないか? ....ソ連が恥をかく必要も何もないはずなのに、
今日だけ、猛烈に「世界に俺が居ること」を憎んだ。 なんで、世界は俺を産んぢまったンだ。
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コメント
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タイトル名の通りに不吉になっていきますね( ¨̮ )これからどうなってしまうのかもう楽しみで楽しみで昼にしか寝られません。きっとBADENDなんだろうけれどそれも良きことですね。ありがとうございました。( ᐛ)シニマシタ †┏┛ ᐛ ┗┓† ナムナム