莉乃
健さん
健さん
風真
健さん
莉乃
莉乃
ひより
莉乃
健さん
風真
健さん
健さん
ひより
莉乃
健さん
翔
ガチャ
莉乃
莉子、おきてる?
うん。どうかしたの?
あんたさ学校の時くらいはでててよ
流石に喧嘩しまくって一日中はちょっときついから
うん。全然いいよ
じゃあそういうことでよろしく
うん。 …ねえ莉乃
何?
もしかしたら私達はもう時間が無いかもしれない
……ばれたってこと?
わからない。まだ絶対だとは言えないけど
そう。まぁ気をつけておくよ でも今は目の前のことに集中しなさい
莉子は大丈夫なの?
大丈夫。元々仲間だった彼らを潰す覚悟は出来てるから
そう。ならいいわ
私達は時間が無い。 ならさっさと解決させなきゃ。
だってあいつからは逃げられないんだから……
先生
先生
そう。あの傘下が私たちを襲って以来彼らは教室に顔を出さない
サボることはあったけど毎日は流石になかったな
私を避けるため?
先生
先生
ドクンッ
転校生…
やっぱりその言葉にはどうしても反応してしまう
優月… あの時のせいで
先生
綾香
綾香
綾香
先生
先生
綾香
クラスメイト
クラスメイト
ガタッ
綾香
莉子
綾香
莉子
莉子
綾香
綾香
莉子
綾香
莉子
綾香
莉子
綾香
莉子
綾香
綾香
莉子
莉子
綾香
ガラガラガラ
莉子
ひより
ひより
莉子
綾香
綾香
莉子
莉子
綾香
莉子
綾香
ひより
ひより
ひより
綾香
ひより
莉子
綾香
莉子
ひより
莉子
綾香
莉子
綾香
莉子
綾香
綾香
莉子
莉子
それから何日かたって、私達はいつものように保健室から帰っている時
トコトコトコ
春樹
雅人
雅人
雅人
莉子
鳳来と私のことなんて知らないはずの綾香が焦ったように私を見る
重なった目線に、春樹の目は見開かれて私の目はすっと細められた
綾香
莉子
綾香がすごく焦ったように私の腕を引っ張る
なんで?そんなに焦ってるの? もしかして私たちのこと知ってるの?
でも知ってたら私には近づかないはず
春樹
あぁ… 本当にやだ
もう関わりなくないのに、敵対してる族どうしだから尚更
それに元仲間の裏切り者としてなんか絶対関わりたくない
雅人
いや、ここ私が通ってる学校だしいてもよくない?
なんて考えていると雅人に睨まれているせいか治っているはずのお腹がまた痛くなってくる
そんな雅人の目を見て私は呆れてしまった。 だって文化祭の時から何も変わってないんだもん
せっかく翔や健さんがヒント出していたのに
きっとこいつらの中で葛藤はあったはず
1つは私が言っていたことが本当で優月に騙されていたということ
2つ目は私が最初から紫蘭の仲間自分たちを潰しためにわざと俺らに近づいた
の2つ。 まぁあくまで私の予想でしかないけど
でもこいつらはやっぱり安全な自分たちの間違いを認めたくないから後者を選んだはず
いつでもやり直すことは出来たのに、それを自分たちで遠ざけて
優月の思い通りに操られて
今の幸せを崩したくないからわざと、今にも崩れて落ちるような道を選んで
春樹
綾香
雅人
綾香
莉子
莉子
気に食わないのか顔を歪める3人
…にしても私は最近あの人への警戒で基本ピリピリしているから
これ以上ここにいたら気づかれてしまうかもしれない
莉子
少しづつ離れていってまた1歩踏み出そうとした時
直樹
莉子
やっぱり気づいちゃったらしい直樹の言ってことを顔を真っ青にしながら大声で遮る
こいつらは私の過去を知っている。 あの人と私のことも
あの人のことを常に警戒していることも
でもそれは綾香には聞かれたくない。
私のこの反応と今の私の表情を見た綾香が何か察したらしい
綾香
莉子
何か言いたげだった綾香の言葉を遮る、まるで壁を作るように
綾香は傷ついたような顔になる。 私もその顔を見てズキリと胸が痛む
何か言われるのが怖くて、私は逃げるように綾香の腕を引いてまた歩き出した
そのとき
直樹
雅人
イラッ せっかく相手にするの我慢してたのに
2人に言われた言葉が頭で理解して行くにつれて頭の中にイライラが広がっていく
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
莉子
冷たくでも強く畳み掛けるように言う
3人はそんなことに今気づいたみたいで自分がなんでこんなに関わりに来ているのかが分からなかったみたいで
戸惑ったまま言葉を濁した
雅人
最もらしいこと言ってるけど、全然違うじゃん
もしあんた達が本当に私が元々紫蘭の仲間で鳳来を陥れるために姫になったと思っていたら
きっと睨んだりすることはあっても関わっては来ない
だから本当は私が言ってることがあっていて、今自分が信じていることが間違ってるって頭のどこかでわかっている
だから無意識に私を攻撃してくる
莉子
莉子
莉子
要らないは私が最も嫌う言葉。 それを言われるつらさを知ってるから自分からなんて滅多に言わない
だけど今のこいつらには本気で思った
でもこんな言葉言うもんじゃないなぁ
これからは気おつけようとおもいながら、綾香の腕をひっぱり3人に背を向けて歩き出した
綾香
莉子
綾香
莉子
莉子
莉子
綾香
綾香
綾香のそんな言葉に私はせっかく出来た友達がいなくなるんじゃないかと怯えながらも頷いた。
コメント
2件
毎回読んでくれてありがとうございます! この物語にでてくる人たちを振り返るとわかるかも…?笑
毎回面白いですね!綾香は敵なのか?